元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの本を読みました。
夢をつかむ イチロー262のメッセージ
インタビューとかトークショーなどでイチロー選手が発言なされたことを集めた本です。
なかなかの厚みですが文字数は極端に少ないのでとっても読みやすいです。
50超えのおっさんが読んでも充分モチベーションが上がる内容になっておりますが、やっぱり夢をつかんで欲しい少年少女やら大学生や新入社員、とにかく若い人なら誰が読んでも良いんじゃないかと思います。
真摯に夢に向かう
野球をあんまり知らないボクは、イチロー選手というのは天才プレイヤーなんだろうな〜と思っていました。
野球界のスーパースターでは長嶋茂雄さんのような、落合博満さんのような、モウレツな才能を持って生まれてきた特別な人というイメージだったのですが、これを読みますと全然そんな風には思えません。
物事にイチローさんのように真摯に向き合って努力をし続ければ、誰でもは言い過ぎかもしれませんが、多くの人は同じように夢をつかむことが出来るのではないかと思わせる説得力がありました。
簡単に真摯に向き合うといいますけども、それがヒジョ〜に難しいところです。
何かと理由をつけて真摯に向き合うことをやめてしまうものですし。
集中してマジメに取り組むという、誰でもやろうと思えばできるけどなかなか続かないものをず〜っと続けておられる凄みを感じます。
今の自分がうだつのあがらない普通のおっさんでおさまってしまっているのは、何をやるにしてもイチローさんには遠く及ばぬほどにしか物事に真摯に取り組んでいないからでしょう。
夢をつかんでないなら改善の余地はある
適当にやっても何とか生きていけるから、適当にやってしまうんでしょうけども、やっぱり必死になって、ひたむきに真摯に真剣に物事に取り組めば、それだけ大きなご褒美が待っているということなんですね。
やみくもに繰り返すだけでなく、失敗をちゃんと糧にして、反省して、よく考えて少しずつ工夫をしていくことも大事なんです。
どんなことでも常に改善の余地があるということです。
ついつい忘れがちで、もはやどうにもならないとさじを投げてしまうこともあるでしょうけども、改善の余地は絶対あると思って、よ〜く考えてみないといけないのです。
己を知っている
また、自分というものをしっかり理解するということにもイチロー選手は長けているなと思いました。
自分の体の作りやら、考え方やら、つまりは個性をしっかり把握した上で自分の個性を活かした最高の結果をつかむにはどうしたものかというのをスゴく考えておられます。
何かを始める時、必ず憧れる人がいたりしますよね。
憧れるの人に近づきたいと努力するのですが、憧れる人と全く違うタイプなのに憧れの人と同じトレーニングを積んでいては憧れの人のような良い結果は得られません。
自分と憧れの人はどの程度違っているのか、憧れの人のような結果を出すにはどうすれば良いのか、また憧れのような人の出した結果に匹敵するような結果を出すにはどうしたら良いのか、それを日々の鍛錬の中で必死に考えていく必要があるわけです。
つまり、長州力さんに憧れてプロレスラーになったけども、
自分が藤波辰爾選手タイプだったら、
藤波選手的なレスリングをしたほうが結果が良くなる可能性が高いということです。
無理して長州力的にやったら、良い結果が得られないとは限らないけど、遠回りをしなくちゃいけなかったり、ケガして選手寿命が短くなったり、余計に乗り越え無くてはならないハードルが増えるだけというわけです。
イチロー選手は自分と向き合い、野球と向き合い、必死になって考えて、真摯に取り組んできたからスーパースターになれたのです。
ついつい手を抜いてしまいますが、反省して何事も真摯に取り組まねばいけないと思わせてくれました。
それではまた。
ありがとう!