元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの本を読みました。
堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方
タイトルだけを見ると、「えっ、そんなに簡単に儲かる会社が作れるの?」と、ちょっと疑ってかかってしまいますよね。
ですが、読んでみると中身は非常に真面目。
むしろタイトルに反して、リアルで骨太なビジネスの話が詰まっていました。
イケイケ時代の堀江さんによる貴重な記録
この本が書かれたのは、おそらくライブドアが絶頂期だった頃だと思われます。
ライブドアといえば、当時のメディアでは連日話題になっていましたし、堀江さんも“ホリエモン”として世間を賑わせていました。
ボク自身、その頃は彼に対してあまり良い印象を持っていませんでした。
ですが、この本を読んで印象がガラリと変わりました。
堀江さんは単なる目立ちたがり屋ではなく、しっかりとしたビジョンと戦略を持って経営に向き合っていたんだと気づかされました。
起業も経営も未経験のボクにとっての気づき
ボクはこれまで一度も起業したことがありませんし、経営の経験もゼロです。
サラリーマン生活をずっと続けてきたので、「会社をつくる」とか「経営戦略」といったことは正直ピンときませんでした。
でも本書を読み進めていくうちに、「たとえサラリーマンであっても、経営者目線で物事を考えることが大切なのかもしれない」と思うようになりました。
現場の仕事をこなすだけでなく、全体を俯瞰して考えることが、結果的に自分の価値を高めることにつながるのではないかと感じました。
後半はライブドア社員たちのリアルな声
本の後半には、ライブドアの社員たちによる「ライブドアに入ってよかった話」がいくつか掲載されています。
どれも前向きで希望に満ちた内容で、読んでいて胸が熱くなりました。
彼らが堀江さんの下で働いて得た経験は、きっとその後の人生にも大きな影響を与えているんだろうなと思います。
今、この方々がどんな仕事をしているのか気になって仕方ありません。
経営者としての堀江さんの魅力
テレビなどのメディア報道では、堀江さんはかなり“尖った人物”として描かれていました。
ですが、この本を読んで感じたのは、「むしろ人を惹きつける力のある、熱い経営者」だということ。
もしボクが20代の頃に彼と出会っていたら、もしかしたらそのカリスマ性に引き込まれて、一緒に仕事をしたいと思ったかもしれません。
それくらい、人としての魅力と説得力を感じました。
有馬さんとの創業ストーリーが印象的
本を読んでいて興味深かったのが、堀江さんの元パートナーでもあり、オン・ザ・エッヂ創業時の仲間である有馬さんの存在です。
彼女については、別途ネット記事でも紹介されていて(参考リンクはこちら)、そのキャリアや生き方を知ると、また別の角度から堀江さんの物語が見えてきます。
物事にはいろんな面があり、どの側面から見るかで印象もガラリと変わる。そんなことを痛感しました。
まとめ|何が本当で何が嘘か、それでも読み応えはある一冊
正直、この本を読んでも「儲かる会社のつくり方」が本当に“カンタン”だとは思えません。
でも、堀江貴文という人の考え方、働き方、仲間との関係性など、ビジネスにおける本質的な部分が垣間見える良書でした。
今さら起業を考えているわけではないボクでも、学びと気づきが多く、読んで損のない一冊でした。
若い世代だけでなく、今まさに転機を迎えている大人にもおすすめです。
それではまた。
ありがとう!
