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【読書感想文】『問題は、ビジネスセンスを磨くことだ!』吉越浩一郎

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読みました本はこちらでございます。

問題は、ビジネスセンスを磨くことだ!

とっても読みやすい本ではあったのですが、結局はどうやったらビジネスセンスが磨かれていくのか、あんまりわかりませんでした。

ごめんなさい。

オッサンが読んでもダメかも

どんな本なのかといいますと、著者の吉越さんがフランス人の女性と結婚して、ヨーロッパの会社でお勤めになっていた経験から、日本人の平均的なビジネスマンとヨーロッパのビジネスマンと比較して、全てが日本がダメってことではないけどもヨーロッパはいいよ〜というような内容です。

日本で海外の会社と競争していない会社に勤務している身としては、今更、どうにもなりそうのないことばかりで気を失いそうになりました。

多分この本は、ボクよりもずっと若い人が読むための本です。

これから就職しようとか思っている学生さんにはちょうどいいんじゃないでしょうか。

就職先も日本に限らず、外国の会社も視野に入れている学生さんには特に良いんじゃないでしょうか。

ボクのようなサラリーマン末期のオッサンになってビジネスセンスを磨きだしたって、輝く頃には引退ですし。

ボクは吉越さんの本でこちらの本も読んだことがあるんですが、

この中に出てきた話も出てきたりして、新鮮味は薄かったです。

どっちやねん?

タイトルの横っちょに「資格とスキルに頼るな!」と書いてあるんですが、日本のビジネスパーソンは専門性が低いとか、若い内に専門性のある資格取りなさいというようなことが書いてありまして、何が言いたいのか、よくわからなくなってしまいました。

資格をとるというのは、専門性をあげることにはならないんですかね?

資格にも色々ありまして、直接仕事に関係のないような、たとえば事務の仕事してるのにフォークリフト免許とってもね、ということにもなるでしょう。

けども、大抵の場合は自分の仕事にプラスになるような資格を狙いに行くでしょう。

なのに、資格に頼るなってね・・・。

知識があってもそれを使えるセンスがないとあかんでってことなんでしょうか。

フランスの犬

ビジネスの話とは直接関係のないのですけども、この本の中でちょっと引っかかったことがありました。

それはフランスでは犬を散歩させるのにリードをつけてる人がいないらしいのです。

なぜなら、フランスの飼い犬は絶対に人に噛み付かないかららしいのです。

で、なんでまたフランスの飼い犬が人に噛み付かないかというと、フランスの飼い主の皆さんは人格者ばかりで、その飼い主の人格が犬に伝染しているから、犬は人に危害を加えるようなことは一切しないんだそうです。

フランスの犬も危害を加える可能性がゼロってことはさすがにないんじゃないでしょうか。

動物ですし。

そもそも危害を加える可能性が低いとしてもリードしなくていいってことにはなりません。

世の中には犬が苦手な人もいっぱいいます。

好意を持って犬が近づいてきても、苦手な人にとっては恐怖でしかないのです。

その為にリードは、犬が苦手な人に安心感を与える大切アイテムです。

フランスには犬が苦手ない人がいないというのでしょうか?

どうも、フランスに染まると視野が狭くなってしまう人が多い気がして、フランスだけには行ったらダメなんじゃないかと考えてしまいそうです。

ただ、犬がアホの場合、飼い主がアホというのは正解です。

アホの飼い主(マナーが悪いという意味です)の連れている犬は一様にアホで、躾がなされていません。

しかも、躾がなされていないことすら、かわいいと捉えていることがほとんどです。

さらにこの世の全て人間がその犬をかわいいと思うとすら思っています。

吉越さんのビジネスセンスは磨かれているのでしょうが、犬を飼うセンスはさっぱりだなと思わせるだけの本でした。

それではまた。

ありがとう!

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