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【読書感想文】 『古寺歩きのツボー仏像、建築、庭園を味わう』 井沢元彦

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

古寺歩きのツボ―仏像・建築・庭園を味わう

数年前に何がきっかけだったか忘れちゃいましたけども、奈良の大仏を観に行ったことがありました。

子供の頃、遠足で行った奈良の大仏には全く感じなかった感動がそこにあったんですね。

大人になったということですかね?

大人になって染みる味

それからいくつかの寺社仏閣を巡りました。

いずれもすでに行ったことがあるところばかりなのに、それまでに感じたことがない感動があったのです。

子供時代に寺社仏閣を巡ったところで何の意味もないんじゃないだろうか、と思いました。

それなのに、学校はナゼ遠足や修学旅行にそういうところを選ぶのでしょうか?

先生が行きたいだけなんじゃないでしょうか?

学習という名目があるので、遊びに全振りするテーマパークはそんなに選べないんでしょうね。

でも、その気になれば、どんな場所であっても学びはあるものですがね。

ともかく、寺社仏閣は大人になると染みます。

初心者にうってつけ

その良さを感じたがゆえに、もう少し踏み込んで知りたいと思うようになり、この本を購入に至ったわけでした。

非常にわかりやすい解説で、寺社仏閣初心者にはうってつけだと思います。

子供の時にも同じような解説を読んだり聞いたりしたかもしれませんが、説明を読むことも、説明を理解することも、この年になってやっと出来るようになったということでしょうか。

このタイミングだからこそ、とっても面白いと思えるんでしょう。

建物も仏像もそれぞれにそこにある理由やら意味があり、何度も耳にしているような言葉ですら、実はこういう意味でしたという、新鮮な驚きがいっぱいあり、ワクワクしっぱなしでした。

京都で生まれ、そして大阪で育ったのに、ここまで知らないとは思いませんでした。

仏教のことについてもここんところ興味が湧いてまして、この本で大枠を知ることが出来まして、さらに面白みが増しました。

プロレス団体がいっぱいあるのと同じように仏教の宗派があると考えると、自分との距離が縮まります。

それぞれの宗派にはどのような違いがあるのか、そして自分はどれとフィットするのか、そう考えるのが実に面白いです。

ただ歴史に異常に疎いため、室町時代の話なんか出てくるとチンプンカンプンでした。

それも少しずつ勉強して行こうという気にさせる面白さでした。

世界が広がった

この本をきっかけに、建物、仏像、仏教、日本の歴史など、これまでそんなに関心がなかったことに興味が湧いたのは本当に良かったな〜と思います。

パ〜ッと世界が広くなったような気がします。

何よりありがたいのは、素晴らしい寺社仏閣がボクの住んでいる関西に集中しているところです。

著者はきっと全国津々浦々の寺社仏閣を巡って、その中でも特にナイスな寺社仏閣をこの本に書いたと思いますが、その大半が関西にあり、その気になればすぐに行けるんです。

これはワクワクします。

ツイてるな〜と思いました。

それではまた。

ありがとう!

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