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【読書感想文】 『医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする』 近藤誠

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

この著者の近藤さんはお医者さんでありながら、病院には来るなとおっしゃっているのです。

これはインパクトありますね。

もうお医者さんやめて、作家として食べていく決意なされたんですかね?

ボク自身、毎月血圧を下げるお薬をもらいに病院に行っているので、ちょっと困ったな〜と気持ちになりました。

勝手に治るか、時既に遅し

なぜ病院に来るなというのかと、大体の病気は勝手に治るか、もう何してもムダかどっちかなんだそうです。

放っておいたら治るものを、薬飲んだり、手術したりして、悪化させてしまうことが結構あるのだそうです。

そう言われると病院行くのが怖くなりますね。

お薬を飲むのも怖くなります。

実際、お薬の効果で血圧が下がったのか、飲まなくても下がったのは、飲み続けている今ではわかりませんけど、飲んで下がっている現状を見ると、飲んで良かったとは思っております。

とはいえ、どこか身体を悪くしたら、行かないわけにも行かず、近頃では熱が出ますとコロナなのかそれ以外なのかを判断するには病院に行くのが早道なので、行きますよね。

先日も行ってきたわけですが、そこでは治療はなく、コロナを確定させただけです。

お薬は出してもらいましたが、調べるといわゆる風邪薬的なもので、これなら近所のドラッグストアで風邪薬買ってきて飲むのとあまり変わり無いのかな?なんて思いました。

今は咳や痰には悩まされてはいるものの、熱は下がり、倦怠感もなく、回復した呼んでも差し支えないかな?と思える状態です。

ただ、これが病院に行ったから回復したのか、家でじっとして寝ていたから治ったのか、病院で出してもらったお薬が聞いたから治ったのか、ぜんぜんわからないのです。

近藤さんが勝手に治った可能性もあるのです。

とはいえ、不安です。

悪化させてしまう可能性はありながらも病院で診てもらったという安心感は回復を早めるような気がします。

買って治るかもしれないけど、あまりにしんどい時は近藤さんになんと言われようと病院に行ったほうが良いような気がします。

ただただ迷わせる

この著者さんの主張に反論や批判をするお医者さんもおられるようです。

Amazonのレビューなんか読みますと、ここにも何人か自分がお医者さんであるという方がレビューを書いてらっしゃいます。

本当にお医者さんなのかどうかは全然わかりませんが、書いておられる内容はよ〜くわかります。

わかるだけにさて、一体どうしたものかと迷ってしまいます。

この本を信じて病院に行かないか、やっぱり病院に行くか、を。

癌について、多くのページが割かれております。

なので、自分がもしも癌になった時、どうしたものかと考えずにはおれません。

手術するべきなのか、手術するべきではないのか。

医学について疎い、普通の人にとって、お医者さんがいくら噛み砕いて説明を受けたとしても、しっかり理解するコトなんてないような気がします。

しかも結果はお医者さんにすらわからないのです。

その時、そのお医者さんがベストだと思う方法を取るだけで、間違っていることだって、多分にあるわけです。

大変に売れている本なので、どんなものかとついつい買ってしまいましたけども、この本を読むことで余計に迷うことになってしまいました。

幸い、現在は癌を患っておりませんので、どうするかを悩むことには陥ってないのですが、これは何も癌に限ったことではありません。

手術をする必要のある病気になることは、50にもなるといつあってもおかしく無いわけですから。

何も無い現時点からこんなにも迷うことになるのですから、現実になったらもうサイコロ振るしか無いかな〜なんて思います。

博打です。

自分のことはいいとして、自分の家族が癌に侵された時、もしも意見を求められるようなことがあったら、どう答えていいものか、それを考えると本当に悩みます。

早期発見

早期発見で癌は治る病気です、と聞きます。

しかし、この本では早期発見できるようなものは癌じゃない「がんもどき」であると書かれてあります。

「がんもどき」だから放っておいたら、自然と消えると。

そして本当の癌だったとしたら、発見された時点でアッチコッチに転移してるから、そこだけ切ろうが、抗癌剤を使おうがムダであるとおっしゃるのです。

本物の癌がその部分を切除したり、抗癌剤を投与すると治る場合というのは本当にないのでしょうか。

実際治った人いますが、それはそもそも「がんもどき」を切っただけだったということなんでしょうか。

また見つけたそれが「がんもどき」である確証を得る方法は全然示されてないので、生きながらえていたら「がんもどき」で、死んじゃったら癌という、結局、これまた博打みたいです。

医学が進歩しても、まだまだわかっていないことが山ほどあるんだな〜と痛感しました。

ちなみに早期発見のために人間ドックに行ったほうが良いということを聞きますが、ボクは早期に癌が発見されてしまったら、とても闘病できる気力は湧かず、もうダメだと絶望して早期に発見したとて間違いなく死ぬと考えておりますので、人間ドックには行かない方針です。

何も調べずにある日突然具合が悪くなって死ぬとなれば、それは寿命がきたというだけのことですし。

明日死ぬかもしれない、明後日死ぬかもしれないとビビりながら日々を過ごすぐらいなら、何も知らず死んでいきたいです。

自己責任で判断するしかない

今から医者になるわけじゃないので、本格的に勉強するってわけにも行かないんですが、いろんな医療に関する情報を集めて考えるべきなのか、そういうことを全く知らずに全てを目の前にいるお医者さんに託してしまうほうがいいのか。

結局は自己責任で、決断するしかありません。

病気になる前から悩んでストレス溜めて病気になっても困るので、結局、運任せになるのなら、考えないようにしようと思いました。

現時点で癌を患ってらっしゃる方、家族や友人に癌を患ってらっしゃる方がおられる方は、読むとしんどくなるだけの気がしました。

よって、そういう方にはオススメしない本です。

それではまた。

ありがとう!

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