元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回観させていただきました映画はこちらでございます。
この映画はAmazonPrimeVideoやNetflix、Huluで観ることが出来ます。
僕のワンダフル・ライフ
この映画の予告を他の映画を観に行ったときに観ました。
その予告だけでウルウルきていたので、こりゃ本編を観たらスゴいことになるんだろうな〜と思っていましたが、スゴいことになりました。
泣きすぎて目が腫れている状態でこれを書いています。
タイトルが内容を表していない
この映画の邦題は『僕のワンダフル・ライフ』となっています。
犬が出るから「わん」ダフルなライフということでつけたのでしょうが、なんとなく間の抜けた、おふざけの過ぎるタイトルで、観終わった今となってはややムカムカするタイトルです。
原題は『A Dog’s Purpose』というものでして、このままカタカナにしてもピンとこないわけですけど、「Purpose(目的)」というところがこの映画のいちばん重要なところなのです。
犬というのはそういう生き物なんだよということを見せたかったんじゃないでしょうかね。
人間の勝手な思い込みとも言えるのですが、犬というのはこの映画で描かれる目的を持って生まれてきたのだとわかれば、犬を愛さずにはいられない仕上がりになっています。
邦題からするとアホだけど可愛い犬と楽しく暮らす映画みたいな気がしますが、全然違います。
タイトルがしっかり映画の中身を表してません。
犬を飼っている人なら映画を観終えると一目散にウチに帰って飼い犬を愛でるでしょうし、飼おうかな〜と迷っている人なら一目散にペットショップやブリーダーのところに走るでしょう。
そして今まで犬を飼うことに興味がなかった人は、犬って良いなと思うこと間違いなしの映画です。
そして、犬に感謝せずにはいられなくなります。
上映時間中ずっと泣いていた
この映画は98分と割と短めの映画なのですが、そのほぼ全ての時間を泣いて過ごしました。
歳を取ったせいで涙腺が緩くなっているということがあるにせよ、こんなに泣き続けたのは今までありません。
場内が明るくなったときや、映画館から出たとき、かなり恥ずかしかったです。
観てる最中も嗚咽が漏れまして、これまた超恥ずかしかったです。
妻がマフラータオルを持ってきていたので、2人で終始涙を拭っていました。
人前で泣くことに抵抗のある方は、家で一人で観たほうが良いでしょうね。
とはいえ、ボクほど泣いてる人はいなかったんですけどね。
ボクは明らかに泣き過ぎでした。
犬目線で描かれる物語
この映画は犬目線で飼い主との交流を描いています。
実際に犬が本当にここまで考えて行動しているわけがないという冷めた見方もできなくもくないのですが、犬は確実にこう考えているんだ、何しろ犬がそう言っているんだから間違いない(終始犬の心の声が聞こえます)と、しっかり映画に乗っかるとムチャクチャ楽しめます。
犬を飼っている人なら一度は見たことがある犬の行動がいっぱい出てきて、アレはあんな意味があったのか、犬の気持ちの理解が進みます。
こういうとき、自分は犬を怒ってしまったな〜と反省させられることしきりでした。
犬が何度か生まれ変わっていろんな人と人生ならぬ犬生を生きるという話なんですが、つまり輪廻転生するわけです。
ボクら日本人にはスッと理解しやすい感じなのですが、仏教じゃない国ではこの感じって理解できるものなんですかね?
アメリカの映画ですし、キリスト教にもこういう考え方があるのかも知れませんね。
※宗教のことはよく知りません。ごめんなさい。
かつてボクも犬を飼っていたのですが、もしかするとその犬は過去にボクと接点があったのかも知れないと思えてきます。
虹の橋を渡ってしまった今、もしかしたら今は他所の家で別の犬として暮していて、いずれまたボクのところに返ってくるんじゃないかと期待を持ってしまいます。
この主人公の犬にとっての最初の飼い主が、たくさんの愛情を注いで飼ってくれたので、この犬は人間が好きになって、人間を喜ばそうと何度転生しても人間のために尽くそうとしてくれました。
最初の飼い主は晩年孤独になってしまいましたが、生まれ変わった飼い犬がたくさんの幸せを運んできてくれます。
まさに犬の恩返し。
誰に対しても親切であろう、愛情を持とう、犬を愛でようという優しい気持ちにさせる映画でした。
心が洗われます。
ぜひ、ごらんください。
それではまた。
ありがとう!