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【読書感想文】 『佐藤可士和のクリエティブシンキング』 佐藤可士和

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読みました本はこちらでございます。

佐藤可士和のクリエイティブシンキング

大体の仕事はパソコンとか機械とかに、置き換えることができるくらいにテクノロジーの進歩、進化、発展がめざましいこの頃。

ただでさえ、仕事がないのにこのまま技術が上がっていくと、ますます人間のやることがなくなってしまいます。

誰かの役に立ちたくたって、どうにもならないというような状況がみんなに訪れるかもしれません。

そこで人間にできて、機械にできないことがちゃんとできる人間になれば、仕事にありつけるのではないか。

それがクリエイティブになるということです。

これからは全ての人がクリエイティブにならなければ、しんどいのです。

とはいえ、近頃はAIの出来が良過ぎてクリエティブな分野も侵食されてますがね。

考えることのない日々を暮らす

仕事をしてて思うのが、日々の中でモノを考えてないことのほうが、圧倒的に多いな〜ということです。

仕事によって考える頻度は全然違うとは思いますが、ボク個人としまして、一日で本当に「何かを考える」ということはほぼありません。

そして今自分のやっている仕事なんて、大体はコンピュータに置き換えることができるな〜とも思います。

ただ運良く、会社が置き換えないようにしてくれているから、この仕事にありつけているだけだと。

そのことを考える(ここに来てようやく考えている)と、メチャメチャ怖くなってくるんです。

自分が不要な人間に思えてくるのです。

考える方法

プロローグにクリエイティブシンキングについて書かれてありました。

本書で僕がおすすめしたいクリエイティブシンキングとは、アーティスティックな感性や表現方法ではありません。「創造的な考え方で、問題を解決していくこと」、すなわち”クリエイティブシンキング“です。

今のうちに、身につけておかねばならないのは、この思考の仕方なんじゃないかと思った次第です。

これが人間にできて、機械にできないことだ、と。

そうなるとこの本が、手にとった時よりもさらに興味の湧いてくるものに変わりました。

「考える」ということを、考えたことはないし、学校でも教わった記憶はありません。

そして、そのことを特段気にすることもありませんでしたし、自然と誰もがやっていることのように考えてました。

しかし、考えることも効率の良いやり方、「考える技術」というのがあって、ボクたちは知らない間にもったいない頭の使い方をしていたのかも知れません。

頭を使うというのは、普段使っていないボクのようなものにとっては、本当にしんどいことです。

だから、ついつい考えない方法ばかりを取ってしまいますし、サラリーマンをやってるのも、結局は自分で何かを考えなくても言われたことをやればいいんですから、楽なものを選んだのかも知れません。

考えた結果で喜ばせたほうが喜べる

技術の進歩で日々の暮らしが便利になり、楽になるのと同じく、仕事もどんどん楽になっていくことでしょう。

楽になりすぎて、給料が見合わなくなったら、不要な人に成りかねません。

同じことが出来るなら、給料のやすい若者を雇うほうが良いわけですし。

だから、しんどいことだけど、頭を使わないといけないのです。

しんどいことをやり遂げたほうが、楽なことをやり遂げるよりも達成感あります。

自分で考えて何かをして、それで誰かに喜んでもらえたら、何も考えないで何かをして、喜んでもらえるよりも嬉しいんじゃないでしょうか。

達成感とか人の役に立った喜びとか、日々そういうものが欲しくて生きてるようなところがありますから、そうなる方向に動くべきです。

クリエイティブにシンキングすることは、これから仕事をしていく上で誰しもが必要なことなんじゃないか、そう思わせる本でした。

それではまた。

ありがとう!

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