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【読書感想文】『人生心得帖』松下幸之助

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読んだ本はこちらでございます。

人生心得帖 

こんなに有名な経営者であるにもかかわらず、松下さんの著書を今まで一度も読んだことがありませんでした。

いわゆる自己啓発本です。

ということで、これまでにどこかで読んだような内容がふんだんに盛り込まれております。

結局成功者というのは同じようなことを考えているんだな〜と思わされました。

ここに書かれたような境地に普通に思い至らぬような人はきっと成功などしないのだろうと思えてきました。

知ったからには、ここから成功者への道が開けたということなのかも知れませんが。

大金持ちが全てではない

ただちょっと他と違うのは、この本では成功というのは何も金持ちになることだけではないんじゃないかというようなことが書いてあるところです。

この本を手に取った人の多くの人(ボクを含めて)は、松下さんのように事業で成功して大金持ちになりたいと思いを胸にしていたでしょう。

大金持ちになること以外の成功など、あろうはずがないと思ってしまっています。

ところが早々に、そんなのは成功という大きなカテゴリーの中の1つであって、必ずしも大金持ちになることだけが成功というわけではないとおっしゃるわけです。

人にそれぞれ特有の特性を持って生まれてきたのだから、その特性を活かして働けること、その点から与えられた天賦の才能を活かして、使命を全うすることが成功なのですというようなことが書かれているのです。

大金持ちになったことがないものからすれば、自分の特性なんて活きなくてもいいから大金持ちになりたいんですけどね。

大金持ちになった後に、成功とは自分が活きる暮らし、人生、社会であると解きたいんですけどね。

ということで、大金持ちになりた過ぎるボクは若干ガッカリしました。

自分の天分

そこで自分の特性、この本では「天分」と書かれておるのですが、それが何かわかってないと活かすも何もないわけですから、どうやってそれを探し当てるのかが問題になります。

その方法とは、自分の天分とは何なのかを折に触れて考えるということなんだそうです。

自分の天分が発見できたらいいのにな〜と強く願うことなんだそうです。

未だ自分の天分に気がついてない人は考えることをとうに止めてしまっていたり、強く願ってはいないということのようです。

つまりは人生を諦めてしまっているということなのです。

松下さんはとある陶芸家からこんな言葉をいただいたそうです。

六十、七十は鼻たれ小僧、男盛りは百からですよ。

ちなみにこの陶芸家は百歳近かったそうです。

実際、この陶芸家は百歳になった時には向こう五十年分の木彫用の木材を庭に積んでおられたそうです。

こういう生き方が諦めてないということなんじゃないでしょうかね。

七十で鼻たれだったら51のボクは赤ちゃんですね。

というか、そういうふうに考えておられる人だから、百まで生きてるんでしょうけどね。

ボクは百まで生きたいとも生きていられると思わないので、鼻たれの小僧のままです。

成長せずで終わるかどうかはこれからにかかっていることだけは間違いありません。

自分の天分が何であるか、探し続けて、成功者を目指し生きます。

でも、やっぱり大金持ちになりたい。

それではまた。

ありがとう!

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