元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回読ませていただきました本はこちらでございます。
世界一愚かなお金持ち、日本人
ボクは愚かではあるでしょうが、まだお金持ちとは呼んでもらえない日本人です。
そんなボクが世界一愚かだと言われてしまうのはなぜなのか、気になって本を手に取った次第です。
ハイブリッドなお方
この本を書かれたマダム・ホーさんことグレース・ホーさんは、お名前から日本人っぽさが全く感じませんが、そもそも日本人なのだそうです。
ただ、日本から全く出ずにおっさんになった純粋培養の日本人のボクと違いまして、若いときからバンバン海外に出ておられて、外から日本という国を見ておられます。
そこでいろんな方と出会って話を聞いたり、一緒に仕事して華僑の人とアメリカ人とユダヤ人と日本人のイイトコドリしたハイブリッドなお方になったのだな〜と思いました。
単純にカッコいいです。
タイトルだけ見ると、日本人をバカにし倒すような内容かと思っていたのですが、実はそうでもなく、日本人の一般的な考え方だけではチョイチョイ損するので、アメリカ人の考え方や中国人の考え方を取り入れたら、ワンランク上のお金持ちになれますよ、という話です。
世界を見たホーさんからすれば、日本人のお金の扱い方や接し方は実にもったいないということなのです。
まずは信用を積み重ねろ
お金持ちになるだけの話ではなく、ナイスな生活をしようと思ったら、周りの人に信用される人でなくてはイカンのです。
信用があってこそ、いろいろ助けもらったり出来て、お金がガンガン入ってくるとおっしゃるのです。
アメリカでは何を持って信用を積み重ねていくかというと、支払い実績なんだそうです。
この本の中で、学生だったホーさんにクレジットカードが突然送られてきた話が出てきます。
日本の場合、クレカを作ろうと思ったらちゃんと仕事して安定した収入がないといけません。
だから、学生ではなかなかクレカを作れなかったりします。
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アメリカではその人の立場は関係がないんだそうです。
なぜ、学生だったホーさんにクレカが送られてきたかというと、家賃や光熱費をキチンと支払ってきたという実績があったからであるということなんです。
「クレジット」とは「信用」のことです。
「信用」があると認められた人がクレカを使えるということなのです。
これは銀行にお金を借りに行ったり、クルマを買おうとしたときでも同じで、現金をいくら持ってるとかは関係なく、これまでキチンとローンを払ってきてるなど積み重ねてきた信用の大きさ、つまり約束をキチンと守ってきたという実績でお金が借りれたり、クルマが買えたりするんだそうです。
現状より実績
そう言われると、なんかそっちのほうがまともな気がしますね。
たまたま今どっか〜んとお金を持っていたとしても、パッとなくなることもあるわけですから、住宅ローンを組んでも(住宅ローンは返済期間長いしね)返せなくなるかもしれません。
また、現在会社員という安定した?職についていても、ずっと先まで会社があるかどうか、その人がそこに勤めたままかはわかりません。
だいたい多くの会社は住宅ローンの返済期間よりも早く潰れるっぽいですしね。
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そう考えると日本の銀行のお金の貸し方のほうが変なのかもしれないと思えてきます。
アメリカで不動産投資
なんだかんだ書いてありましたが、結局はアメリカでの不動産投資がホーさんには良かったという話でした。
そのためにはしっかり勉強しないとね、というのもありました。
時々、日本が良い国だとか日本人は良い人だと妙に持ち上げることがあります。
そして、ボクも日本人に生まれて良かったと思いたいから、その持ち上げに乗っかってしまい、喜びに浸ります。
ただ良いところばかりというわけではないということもしっかり理解しておかないといけません。
悪いところは悪いと認めて反省しないと先には進めません。
愚かだとわかったら、直せば良いのです。
それではまた。
ありがとう!