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【映画レビュー】『メン・イン・ブラック3』

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回観ました映画はこちらでございます。

メイン・イン・ブラック3

『MIB』は1も2も観たような気がするのに、どんな話だったかサッパリ思い出せない状態で『3』を観ることになりました。

以前『MIBインターナショナル』の予告編を何度か観たのですが、

またボクの知ってる『MIB』はトミー・リー・ジョーンズさんとウィル・スミスさんだったのに、新しいのは『マイティー・ソー』の人が出てるじゃないか、こりゃ違う作品だわとか思って結局、劇場には観に行きませんでした。

サブスクで観られるようになったら、おそらく気になって観るはずなので、まずは今回の『MIB3』から観てみることにしました。

ちなみに吹替で観てから、字幕でも観ました。

若干言葉の意味が違っていたりして、とても面白く感じました。

2回続けて映画館で映画を観ることはほぼありませんが、ウチで見るなら吹替と字幕、両方で見ると面白さ1.5倍(ストーリーは分かっているので、2倍増しにはならない)増しです。

若い時のKがトミー・リー・ジョーンズの声だ

ボスのCMでお馴染みのエージェントKことトミー・リー・ジョーンズさんですが、今回はちょっぴりしか出てきません。

それはなぜかと申しますと、相棒のエージェントJことウィル・スミスさんがタイムスリップするからです。

頭が混乱しがちなタイムスリップものということで、やや不安になりましたがこの映画は比較的わかりやすいタイムスリップものでした。

映画の大半は過去での出来事でして、若い時のKことジョシュ・ブローリンさんとJが活躍する話になるのです。

で、このジュシュ・ブローリンさんの声がトミー・リー・ジョーンズさんとよく似てるんですね。

顔もそこそこ似てるんですが、声が同じ、いやトミー・リー・ジョーンズが若返ったらこんな声だろうな〜という声だったのです。

それはもちろん、吹替で観た時の話ではないですよ。

字幕で観て驚いたのです。

そもそも声の似てる人をキャスティングしたのか、ジョシュ・ブローリンさんがトミー・リー・ジョーンズさんに似せたのかはわかりませんが、声が似ているので顔も似ているように見えてきます。

もしかしたらトミー・リー・ジョーンズさんが吹き替えてるのかも知れません。 

それより驚いたのは、このジョシュ・ブローリンさん、最近観た『アベンジャーズ』のヴィラン、サノスを演じた人なんだそうです。

あれCGじゃなく人が演じてたの?

声だけ?

よくわかりませんが、サノスだったことが1番驚きました。

MIBで泣く

出てくるシーンには全部ちゃんと意味があって、出てくるキャラクターにも全部役割がある、無駄なものは何もないというスッキリとした物語が好きです。

そうじゃない物語が時々ありますが、それは単にボクがアホで気がついてないのか、作り手の物語の進め方がバカなのか、その両方か、それはわかりませんがとにかくそういうのを観るとモヤモヤしてしまいます。

『MIB3』は無駄が一切なく、かなりスッキリとした物語でした。

しかも、このシリーズはコメディタッチのSFアクション映画というジャンルだと思って観ていて、コメディもSFもアクションも好きなボクとしては、それが一つの作品で楽しめるので幕の内弁当的でありがたい作品です。

つまりこれまでも問答無用の面白さだったのですが、ここにさらに泣きの要素を詰め込んであるんですから、たまりません。

Jがタイムスリップする前、Kはボリスという宇宙人に過去で殺されて、現代の人間はもう誰もKのことを覚えてませんでした。

大事な相棒を救うためにJはタイムスリップして、Kが殺される前にボリスを殺しに行くのです。

作戦は上手く行ったのですが、協力してくれた軍の人が、Kをかばって若き日のボリスに殺されてしまいました。

Kは殺されませんでしたが、ボリスが人を殺すという歴史は書き換えることは出来ず、Kの代わりに軍の人が殺されてしまったのです。

その軍の人は実はJのお父さんでした。

近くの車でお父さんを待っていた少年時代のJにニューラライザーで記憶を消しながらお父さんが英雄であることだけを伝えました。

こうやって文章で書くと、どこに泣けるところがあったのかわからなくなってしまいましたが、このシーンでポロポロと涙が流れてしまったのでした。

このシリーズの主人公であるエージェントJとエージェントKが過去に縁があったのを知ってから、再び『1』を観直してみると、

JとKの出会いは偶然のように描かれています。

しかし『3』を観るとそれは必然の出会いであったことになっているのです。

小さい頃の父を亡くしたJをずっとKは見守っていたのかも知れない、『1』では偶然を装っていたけども、実は最初からKは自分の代わりに死んでしまった父親の代わりにJの近くでひっそりと見守っていたのかも知れない、なんて思うとまた泣けて来るのでした。

でも、JがMIBのエージェントになったらKは引退しちゃうんですけど、それももう立派に育ったから俺の役目は終わったということだったのかも知れません。

最新のM.I.B.はどうなるのか?

ウィル・スミス&トミー・リー・ジョーンズのコンビだから、M.I.B.は面白いのだと何となく思っていたのですが、『3』を観てその気持ちに変化が現れました。

何もトミー・リー・ジョーンズである必要はないのかも知れないと思いながら、今度は『2』も見直しました。

『2』はイマイチでした。

このコンビだから面白いというわけじゃなく『3』の脚本が実によく出来ていただけだったというのがわかりました。

そうなると最新作の『MIBインターナショナル』が面白いかどうかも、脚本が良ければ面白いんじゃないかと思えてくるのでした。

でも、観に行かなくては脚本が良かったのかどうかなどわかるはずもないのです。

気になるなら、観に行け、ということです。

結局短期間のうちに3作とも観てしまいましたが、『3』がぶっちぎりで面白いです。

ぜひご覧下さい。

それではまた。

ありがとう!

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