元気ですか〜！？
どうも、ろけねおです。
今回はNetflixにてこちらの映画を観ました。
この作品はディスクにはなっていないみたいです。
この作品はNetflixで観ることが出来ます。
バイオレンスアクション
予告編を映画館で観た時に、佐藤二朗さんとか岡村隆史さんとか高橋克典さんとか出てるので、観に行こうかな〜とちょっと思っていたのですが、
こちらのようにあんまり評判が良くないので、これは劇場で観るのは危険だな、と思って観るのを辞めました。
結論から言いますと、劇場で見なくて本当に良かったと思います。
橋本環奈さんがかわいい以外は、どこにも良いところを発見することが出来ない恐ろしい映画でした。
ただ、橋本さんのかわいさだけなら、個人的には『斉木楠雄のΨ難』の橋本さんのほうがかわいかったので、
唯一いいところでも他の映画に比べると活かしきれていないという点で、しんどい映画です。
原作マンガは読んだことがないので、原作と比べてどうとかはちょっとわかりません。
アクションがダメ
あのかわいらしい橋本さんが、残酷な殺し屋を体当たりで演じるというところを楽しみにしておりました。
他の映画でもアクションされているのは観たことがあるので、橋本さんの動きについては何の心配もしてませんでした。
主役ですから、それがこれまでよりもたっぷり観られるのかと思ったら、そうは行きません。
謎の高速移動が出来るキャラクターなので、アクションが短縮されており、急に冷めちゃいましたね。
マンガ原作ですし、そういうリアリティのないことがあっても許容しなくちゃいけないのかも知れません。
とはいえ、なぜそんな動きができるのかという説明をちょっとして欲しかったですね。
初見のお客様をおいてけぼり
もう１人、かわいらしい女性の殺し屋が出てくるんですが、その人はどんな風に育って殺し屋という職業を選択したのか、というのが描かれているのに、橋本さん演ずる主人公にはないという妙なことが起きてました。
大して重要なキャラでもない（もしかしたら原作では重要なのかも知れませんが、映画を観る分にはその重要性はよくわかりませんでした）のに、バックボーンを描く尺があるなら、主人公がどういう人物なのかをしっかり描いてもらったほうが良かったのではないかと思います。
映画の中でしっかり説明することは野暮ったいことですから、それが何となく分かるような演出をするものですが、単にボクがそれを掴みきれなかっただけなのかも知れません。
また、この映画を観るのは原作を読んでいる人という前提だったのかも知れません。
とはいえ、なんだかよくわからないけど、とにかくそういうことだという押し切る形が随所にあって、アクションシーンだけでなく、それが映画全体を楽しませない要素になっていたと思います。
キャラクターが無駄
上にも書いたようにストーリー上必要なのかどうか怪しいキャラクターがそこそこの数、いました。
きっと原作では存在することに意味のあるキャラクターなんでしょうけど、残念ながら映画では描ききれてなかったです。
きっと後で何か大きく関係するんだろうと思いながら観ているのに、結局何もないというのは、役者さんの無駄遣いに思えて残念でした。
どのキャラクターにも存在理由がちゃんと与えられて調和が保たれている物語が観ていて気持ちが良いです。
そんなこと全く気にしないという人には、大きな問題にはならないでしょう。
具体的に無駄遣いに思えたのは、鈴鹿央士さん、馬場ふみかさん、森崎ウィンさん、大東駿介さんですかね。
ストーリーが？
もしかして続編を作る気だったのかも知れませんが、ちゃんとオチがついてないように思いました。
大体のストーリーは、主人公に何か問題が起きて、解決方法を探り、どう解決したかが描かれると思うのですが、問題はボンヤリしてますし、それが解決したのかどうかもよくわからないという感じでした。
また希望を持つことの大切さをことあるごとに主人公が語るのですが、これもそりゃそうなんですけど、だからそれによってどうなったのかがちゃんと描かれてなかったように思いました。
ここまで映画の体裁を保ててない映画はないんじゃないかと思いました。
原作マンガは人気があるので、ここまでグズグズではないと思われるので、この映画の制作に関わった人たちは、原作者に謝ったほうが良いんじゃないかとすら思いました。
だから、ディスク化されてないのかも。
それではまた。
ありがとう！
