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【読書感想文】『ゼロ起業』吉江勝・北野哲正

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回はこちらの本を読みました。

ゼロ起業

前半と後半とキレイに分かれているような作りになっています。

前半はどういうようなお仕事で起業すると良い感じになるかというのを探るためのワークです。

そして、後半は起業する仕事が決まったらどうやってお客様を集めるかという話で、今現在集客にお困りの方は参考になるのではないかと思いました。

自分を知る

ボクの場合は、起業をしていないので、読むべきは前半部分と判断しました。

あらゆる質問に答えながら、自分と向き合って自分が本当に力が発揮できる仕事とは何か、自分だからこそやれる仕事とは何かというのを探し当てることが出来ます。

誰でも起業することができるスキルや特技、そういうその人独自のものがあるというふうに書かれています。

それを信じて質問に答えていくわけですけども、答えに詰まる度に自分には本当に何もないという事実を突き付けられるのです。

この部分がボク的にはメチャクチャしんどかったです。

たとえば褒められたこと、喜ばれたこと、そういうことが起業するための材料にするには良いというようなことなんですが、これが全く思いつかないのです。

自分が如何に褒められるようなことをしていないか、如何に喜ばれるようなことをしてこなかったのかが可視化されたのです。

大人になってからに絞るとそれこそほとんど思いつかないのです。

仕事が早いぐらいかなと。

でも、これはいつも結果が粗いというのとセットでしたから、手放しで褒められたわけではありません。

しかもなるべくたくさんの答えがいるとのことですが、1つ出すのにやっとなのにたくさんとなると、それだけでつらくなるのでした。

普通の人はそんなに褒められたり、喜ばれたりする経験が多いものなんですか?

中小企業で20年以上勤めても、1ミリも出世していないのは至極当然のことだなと納得し、起業なんて幻だと思われることになりました。

ノーテンキ過ぎる

今までさっぱり認められてこなかったのに、なんで自分はこんなにノーテンキなんだ?と、自分の危機感のなさを痛感しました。

こんな無能を雇ってもらえてるだけで感謝しないといけないと思われました。

サラリーマンですらまともにやれないのに、起業するというのはさらに簡単じゃないと思い知りました。

社会に貢献したいという気持ちがなくもないのに、今までそれを全くせずに来てしまったことを反省して、これから少しでも貢献できるように、もう少し他人に喜ばれることをしたいと思います。

ゼロから起業するから『ゼロ起業』というタイトルなんだと思いますが、自分がゼロであることに気付かされる本でした。

それではまた。

ありがとう!

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