元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回感想を書きます映画はこちらでございます。
こちらの映画は2024年6月現在ではAmazonプライムで観ることが出来ます。
ボクはAmazonで2回観ましたが、今回は劇場で観たときの感想でございます。
シン・仮面ライダー
実はこの映画を観たのは、公開されて1週間後ぐらいで比較的早めに観に行きました。
かなり話題になっていたこの映画のドキュメンタリーをようやくテレビで観た上でこれを書いております。
噂によると、ボクが観たときよりも現在はトンネルでの戦闘シーンが少々明るくなっているそうです。
昔の記憶をたどりながら観た
ちょうど今(この映画が劇場公開されたあたりのことです)YouTubeや地上波で最初の『仮面ライダー』を観ることが出来るのでボクも観ました。
それはこの映画を観たあとで、オリジナルはこうだったのね、というふうに確認できるものでした。
実はボクの『仮面ライダー』のいちばん古い記憶は、仮面ライダー2号からなのです。
しっかり変身ポーズをとってからの仮面ライダーしか記憶がないのです。
知識として一番最初は変身ポーズがなく、あらゆるシチュエーションで風車に風を受けて変身していたというのは知っていましたが、それを観たことがありませんでした。
サイクロンが変形してから風が風車を回して変身するという変身動画は何度も観てますが、物語の中ではこの映画を観るまで観たことがありませんでした。
冒頭の戦闘シーンがかなりオリジナルが再現されているのにも気づきませんでした。
でも、2号が登場してからはなんとなく記憶にあるものも出てきて、一文字隼人のセリフにはニヤリとしてしまい、俄然面白くなってきました。
デザイン
仮面ライダーのデザインはオリジナルを踏襲したものになっていて、ボクの大好きな『仮面ライダー THE FIRST』のデザインよりはもっさりしていましたが、
これはこれでいいな、と思って観ておりました。
かたや敵怪人のデザインは最近の仮面ライダーに出てきても、違和感のないようなデザインで、カッコ良かったです。
特にハチオーグなんかはスゴくカッコいいな〜と思いました。
ただ、個人的には蜂女はもっとセクシーであるべきだ、と考えております。
演じた方は間違いなく美女ではありますが、セクシーとはかけ離れた方が演じておられた(ボクには幼く見えました)ので、その辺が物足りなさを感じました。
その代わりと言ってはなんですが、サソリオーグが女性(オリジナルはサソリ男でした)でややセクシーな感じではありました。
でも、他の怪人と違ってなぜかサソリオーグだけ、ちょっと雑なデザインに感じました。
演じておられたのが長澤まさみさんだから顔を出さないともったいないということだったのかな?
でも、ちゃんとしたマスクをして欲しかったです。
誰が演じてるんだろな?となってから顔を出しても良かったんじゃないかと思いました。
基本的にはオリジナルに沿っているのに、なんでサソリ男を女性にしたんでしょうね。
このイメージでしょうか。
それとも、男を女に変えてまで、そこまでして長澤さんを出さなくてはいけない事情でもあったんでしょうか。
ヒロインの方もセクシーとは程遠いタイプの人(やっぱり幼くに見えました)でしたので、どうしてもセクシー要素が欲しかったんですかね?
CGアクションがショボい
仮面ライダーはヒーロー物ですから、当然アクションを楽しみにしておりました。
冒頭の暴力感満載の血がドバドバ出るのは、大人の鑑賞に耐えうる仮面ライダー感があってよかったのですが、1号 vs 2号の対決はかなりショボかったです。
あんなにピョンピョン飛び跳ねなくても良いのに、と冷めましたね。
コメディ要素のないシリアスな映画なはずのに、ここだけ急にコメディになっちゃったな〜と思いました。
思えば『シン・ウルトラマン』の時も、このゲームとかパチンコみたいなCGだったわけですが、
出てくるヒーローも敵も宇宙人だし、むしろ人間じゃない感じが出て良かったのですが、仮面ライダーは等身大だし、人が作った改造人間だから、絵が動いてるアニメっぽいのは物凄くチープに思えてしまいました。
ボクがそもそもアニメが好きじゃないというのもあるんでしょうけどね。
しかも暗い場所での戦闘は何をやってるのかさっぱりわからなくてダメでした。
イライラしました。
※これが冒頭に書いたトンネルでの戦闘シーンのことです。多くの人が苦情を出したんでしょうね。今では明るくなっていて、ちゃんと見えるそうです。
しかも、何をやっているのかわからない戦闘がそこそこ続いたので早く終わらないかなぁと思ってしまいました。
ここもゲームみたいでダメでした。
ボク的に不満なのはCGだけだったのですが、映画を観た後で聞いたところによるとありとあらゆるところにCGが使われていて、CGだと気がついてない部分までCGだったそうです。
それなら、無理に実写にしなくても良いんじゃないの?と思えてきました。
庵野監督の作りたい映像を作れるのは、やっぱりアニメなんだろうな〜と思えてきました。
アニメの仮面ライダーだったら、多分観に行ってませんが。
なんで仮面ライダー以外が出るの?
オリジナルの仮面ライダーを下敷きにリブート?リメイク?した作品なんですが、なぜかロボット刑事Kが出てきました。
この辺で急に平成ライダー映画のお祭り感が出て、ボクはちょっと嫌だな〜と思ってしまいました。
お祭り感はお祭り映画で観たいのです。
この映画は真摯にオリジナルの仮面ライダーを追求してほしかったのです。
だって『シン・ウルトラマン』にミラーマンとか
ジャンボーグAとか
ファイヤーマンとか出てこなかったでしょ?
そういうことです。
仮面ライダー0号(チョウオーグ)というのが出てきたのですが、原作マンガに出て来たんですかね?
普通なら1つ目のショッカー首領が出てくるのかと思っていたのですが、どういうことなんでしょう?
最初ダブルタイフーンだからV3なのかな?と思ったけど蝶々だし、イナズマンかな?と、よくわからなくなってしまいました。
ボク的にはあの場面は首領がダメなら、ゾル大佐とか死神博士みたいな人が出て来て欲しかったです。
サイクロンがかわいい
本郷猛と緑川ルリ子が並んで歩きながら喋っている後ろをバイクであるサイクロンがついてくるんですね。
これがかわいかったです。
サイクロンもまた改造人間だったりするのかな?とか思ってしまいました。
ただ、変形した後のサイクロンは目が4つあるみたいに見えてちょっと気持ち悪かったです。
変形していくさまは抜群にカッコ良かったんですが、変形しきってからのデザインはボク的にはイマイチでした。
これもまた『仮面ライダー THE FIRST』のサイクロンのほうがカッコ良かったです。
ストーリーが『シン・仮面ライダー』で、デザインやアクションが『THE FIRST』だったら最高だったろうに、と思いました。
それではまた。
ありがとう!