元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回読みました本はこちらでございます。
なるほどデザイン
ボクはTシャツが好きでして、この国に冬がなければ年中Tシャツで過ごせるのにといつも思っているぐらいです。
ここでも感想文を書きました大橋巨泉さんの本に感銘を受けて
自分もこんなひまわり生活ができたら良いな、と思ったのは、この生活スタイルなら年中Tシャツで過ごせるからです。
あまりにTシャツが好きになりますと、今度は既製品では物足らなくなってくるのです。
そこで自分だけのオリジナルTシャツを作りたいと思うようになったのですが、どうにもカッコいいTシャツというのがなかなか作れません。
そこで、これまで一度も触れたことがないデザインというのものを知りたいと思いまして、この本を購入した次第です。
表紙が良い
数多あるナイスなデザイン関連本の中から、自分にしっくり来る、そしてわかりやすい本はないだろうか?と探しました。
そして、この本を選んだのはいわゆるジャケ買いです。
このシンプルな表紙を見て、一切中身を見ずに買ってしまいました。
これはきっと購買意欲を掻き立てる、何らかのロジックのもとに描かれたイラスト、そしてデザインに違いない。
ボクが惹きつけられた理由がこの本の中にあるのではないかと期待しながら読みました。
タイトルが正しい
中身は目で見て楽しむものになっています。
ただ、ボクのような理屈っぽい人にとっては「なんなくわかる」という感じで表現されているところに、ちょっとイライラしてしまうところもありました。
どれもふんわりと「なるほど」とは思うものの、では自分でこんなことが出来るか?と考えると出来ないんじゃないかと思えてきます。
多分、自分で何かをデザインしてみて、著者である筒井さんにアドバイスをもらって直して、また見せてを繰り返すことで、この中に隠れているデザインのロジックが身につくのではないか、と思うに至るのでした。
なんとなくわかったような気にするというので良いのかも知れませんね。
結局は何を伝えたいのか
デザインというものは、ふと天から降りてくるとか、持って生まれたセンスがモノをいう、そんなものだと思っていました。
もちろん、それも大事なことではあるだろうが、それだけが全てではないのです。
『デザインに「正解」はない』とありましたが、絶対的な解はなく、自分の中にある「どう伝えたいか」がちゃんと伝わることが最も大切で、それが達成されていればある程度は正解なんじゃないでしょうか。
自分が求めている正解には自分の気持ち、考えがハッキリしていていないと辿り着けないのです。
これを以て何を表現したいのか、何をしたいのか、何を伝えたいのか、それを自分自身が掴んでいない限りは、イケてるデザインにはなり得ないのです。
この本は「あなたは何を伝えたいんですか?」と何度も聞いてきます。
そして、これを伝えるのだったらこの方法がありますよと提示してくれるのです。
デザインの第一歩は自分の頭の中の整理で、この本はデザインの本でありながら、整理術の本なのかも知れないと思った次第です。
それではまた。
ありがとう!