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【読書感想文】『できないことがなくなる技術』石川大雅

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はこちらの本を読みました。

できないことがなくなる技術

タイトルに釣られました。

できないと思ってしまうからできないというような話は散々読んだり聞いたりしてるんですが、どうしてもやはり「できない」は顔を出すわけです。

これを技術によってなくすことができるなら、最高だ、と思ったのです。

できるような気がしない

この本では「ブレインコピー」という方法を用いてできないことをなくすのですが、要するに自分ができたら良いな〜と思っていることをすでにやっている人を完コピするという技術です。

細かいコトはこの本を読んでいただくとして、理屈はわからないでもないんですが、かなり練習しないとコピー「できない」んです。

読んでいても、できるような気があんまりしないという、つらい現実を叩きつけられてしまいます。

「できないことをなくす技術」を習得するのが、できそうな気がしないという本末転倒な感じを引きずりながら読んでおりました。

なぜできるのかわからない

「できる人」というのは、結構自分がなんでそれができているのかがよくわかっていない、もしくはわかっているつもりになっているということが多いそうです。

意識的にやっていることならば聞けば教えてもらえる可能性はありますが、無意識でやっていることに関しては本人も意識をしてないわけですから、教えようもないのです。

そして、その無意識で行っていることこそ、その人の成功要因だったりします。

成功者に話を聞いても、成功者と同じように成功できないことの理由になのだそうです。

これも心に突き刺さります。

だって成功してお金持ちになりたいと思いながら本を読んでいるわけですから。

本質に迫る

そこで、無意識の領域に訴えかける質問をすることで、物事の本質をとらえるということをするのです。

それが本質であるかどうかというのは、自分で試してしくじりを重ねて、やっと本質の見極めができるということで、ずいぶんと時間のかかる取り組みになるようです。

甘くないです。

自分で考えて本質に近づくよりは近道なのかもしれませんが、そう簡単には成功には辿りつけないということなのでしょうね。

自分が習得したい技術やスキルを持っている人をよく観察し、的確な質問をすることで必要な答えを引き出すということは、とても重要なこと。

ただ、それが「できる」ようなら、このような本を読んでないんじゃないかとも思えてくる次第です。

いずれにせよ、しっかり努力した先に望むものはあるようです。

面白い本でした。

それではまた。

ありがとう!

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