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【読書感想文】 『いますぐ妻を社長にしなさい』坂下仁

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回読ませていただきました本はこちらでございます。

いますぐ妻を社長にしなさい

こちらの書評を読んで、この本を購入したのでございます。

ビジネス書評メールマガジン「ビジネスブックマラソン」

これを読んで、面白そうだなと思ったらすぐにAmazonの欲しいものリストに入れていますが、未読の本が膨大な数になってきました。

これもまた積読ですな。

説明が粗い

サラリーマンをやってたら、どう頑張ってもお金持ちにはなれない仕組みになっていると。

なぜかというとガッツリ税金で持って行かれているからだと。

そこで妻の力を借りて節税したら、収入が増えんでも実入りは増えてます。

というような内容な本です。

ボクは世を忍ぶ仮の姿では普通の、いややや普通より劣るであろう中小企業のサラリーマンなので、節税を真剣に考えることはこれまでありませんでした。

そんなところで、こんな方法で節税できるのかと驚きと発見がありました。

では、具体的にどうしたものかとなった時にその説明がちょっと雑なのです。

節税するためには、妻に何らかの商売を始めてもらわないといけないのですが、そんなカンタンにお商売ができないから、この世の多くの妻はパートに出かけてるわけです。

妻に起業してもらわなければ、必殺の節税もへったくれもないわけです。

今の仕事を続けたままでも実入りが増えてガッポガッポかと思いきや、妻のおっぱじめた商売がガタガタな場合、余計な出費が増えちゃうんじゃないの?という恐怖もついてくるわけです。

そこで妻が始めるのに適している商売が不動産賃貸業ということなるそうです。

不動産賃貸業の本となる

本の後半はほぼ不動産業を営むためのノウハウ本に仕上がっております。

大抵の場合、どこの家庭も妻のほうが夫よりも間取りとか好きですから、お金を産んでくれそうな物件を見つけ出す能力は長けてるかも、とは思いました。

だからってそれに興味を持って実際やってみようかというところまで行くかどうかは、あなた次第ってところなんですけどね。

それに、不動産賃貸業を始めるにはまず不動産がないとどうにもならないわけです。

不動産を手に入れるには、そこそこ多めのお金がいるんですね。

ならば、銀行に借りたら良いじゃないとなるんでしょうけども、多くの夫は住宅ローンを抱えております。

日々、それを返済するために頑張っていると言っても過言ではない理由です。

かく言うボクもそうなんですがね。

そこに妻の不動産賃貸業のために新たなローンを組むことが出来ますか?

そもそもローン組んでもらえるかは微妙だし、妻の選んだ物件がお金を産み出さなかったら、ただ返済がキツくなるだけなのです。

実入りを増やそうと始めたことが逆に自分の首を絞めるというリスクを、どこまで許容できるのか。

夫は試されているのです。

なんて思ってしまい、尻込みしてしまいました。

お金さえあれば、とはならないんじゃ?

せっかく結婚したんだから2人で協力してお金を生み出して、生活に余裕が少しでも出たら、夫婦仲が良くなるのだそうです。

世の中にはお金がたっぷりあっても夫婦仲が悪い家庭やお金が全然ないのにとっても夫婦仲が良いところもあるので、ちょっとぐらいお金が増えたからって、それは夫婦仲とは関係無いような気もしないでもないです。

とはいえ、お金はないよりあるほうがトラブルを回避できる確率は上がります。

不動産業はともかく、節税する方法があるというのを知れたというのは良かったな〜と思いました。

共通の目的を持って日々を暮らすというのは、夫婦仲は良くなるはずですから、何もお金儲けに邁進することだけでなく、ボランティアを一緒にするとか、同じスポーツをやるとかでも夫婦仲は良くなって、日々が楽しくなるのではないかと思います。

ウチは今そういうことが出来てないかも知れません。

それではまた。

ありがとう!

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