元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの映画を観ました。
※以下のサブスクでもこの映画を観ることが出来るそうです。
娼年
ボクは『侍戦隊シンケンジャー』が大好きで、その流れで松坂桃李くんも大好きな俳優さんなのです。
カッコいいヒーローだった人が、こういう半ばAVのような映画に主演するようになるとは驚きました。
特撮俳優
よく特撮ヒーローをやった役者さんは、そのイメージから脱却できず苦しんだ人もたくさんいるなんて聞いたことがあります。
でも、最近の特撮俳優さんの活躍を見ていると、イメージの脱却が出来なかった俳優さんは、そもそもその程度の技量の役者さんだったのかも知れないと、この松坂桃李くんのように活躍してると思えてきます。
子供の頃に『シンケンジャー』を観て育った人は、これを見たら腰抜かすでしょう。
それくらいの熱演です。
AVよりもよっぽどマジでヤッてるんじゃないかと思えてくるほどです。
桃李くんには縁もゆかりもないただのファンのボクですが、その姿に「立派な役者になられましたな〜殿」と嬉しくなりながら観ておりました。
女性は宇宙
さて、映画の感想です。
その桃李くんが演じる主人公は、当初女性のことを軽く考えていた男でした。
女性などつまらないと言い切ってしまうような男でした。
ところが、ひょんなことから女性専用の風俗店で娼夫として働くようになって、とてもひと括りには出来ない女性の奥深さを知るのでした。
知れば知るほどわからなくなると言ったところで、さしずめ女性は宇宙です。
かつてジュディ・オングさんは女は海と歌っておられましたが、
同じ意味なんじゃないかと今頃になって思う次第です。
女性専用風俗の話なものですから、お金をもらってセックスするなんて、メチャクチャ羨ましいじゃないかと一瞬でも思ってしまいました。
だがしかし、この奥深さを知り、そしていろんな意味で満足させなければならないというのなら、これほどシンドい仕事はないかも知れないと思えてくるのでした。
なんだかんだあっても射精さえしてしまえば全て帳消しして満足してしまうところがある男性とはずいぶん違います。
この映画に出てきた娼夫を買う女性たちはちょっと特殊なタイプなのかも知れませんが、この皆さんをしっかり満足させていた主人公は大したものだ、と思いました。
テクニックも当然あるんでしょうけども、女性の心に寄り添う姿勢が感じられ、それが満足を呼び込んだのではないかと思いました。
ま、いかなる商売でもそういうものなんでしょうが、より深く心に触れなければならないのではないでしょうか。
そして、特殊とも思える女性たちではありましたが、もしかしたら多くの女性も共感できる部分があるのかも知れないとも思えました。
なかなか女性が率先して観る映画ではないのかも知れませんが、女性にこそ観てもらいたいです。
全てのサービスは女性を満足させるもの
いかなるお商売でも成功の鍵は女性の心を如何に掴むかというところが大きいと言われております。
売り上げ向上の鍵は女性客!「女性客をトリコにする戦略セミナー」
この映画の中には、女性を満足させるための秘訣がたくさん描かれていたように感じました。
セミナーに行ったりして勉強するのも良いですが、一本の映画を観るだけで、かなり視野が広がった気がします。
ボクは女心を理解できない野暮な男ですが、この映画でほんの少しだけ女性が理解できたような気になれました。
素晴らしい映画でしたので、ぜひご覧下さい。
それではまた。
ありがとう!
追記
この映画は大好きで、何回も観てます。
それなのに原作の小説はまだ一度も読んでおりません。
桃李くんが、我らが殿が、主人公だから楽しめるのかな、と気が付きました。
でも、いずれは読んでみたいとは思っております。
それではまた。
ありがとう!