好き勝手なことを書いておりますが、悪意はありませんのでご了承下さい。

【映画レビュー】『風に濡れた女』

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回観た映画はこちらでございます。

※以下のサブスクでも観ることが出来るそうです。

DMM TV

風に濡れた女

日活ロマンポルノの流れをくむ映画だとは知らずに観てしまったので、やたらと、しかもずいぶん簡単に女性が裸になることに異常に違和感を覚えながら観てました。

前提条件

出てくる女優さんは皆キレイなのですが、簡単にスッポンポンになるのでありがたみが失せて、脱がなくてもいいから話を前に進めてくれないかというイライラ感すらが出てきました。

でも、よく考えてみたら日活ロマンポルノの流れを汲むのなら、そりゃ簡単に脱ぎますよね。

むしろ、脱がんでどうする?脱がいでか!というところです。

どういう前提で映画を観るかで、作品の見え方が変わるというのを感じた映画でございました。

理解できないので集中できない

ハッキリ言ってどういう話なのかよくわかりませんでした。

クライマックスで男女が格闘しながらセックスをするという何とも奇妙なものを見せられ困惑しました。

暴力と性行為の行ったり来たりに興奮できる人もいるのかも知れませんが、ボクは全然ピンと来ませんでした。

途中男が三角絞め的な技で落ちました。

ホームメイト 柔道チャンネル 三角絞

水をかけられて意識を取り戻した男はまた暴力と性行為を継続します。

首を絞められて落ちる直前が気持ちいいとか、死ぬ直前の女性のアソコは締まりが良いとか聞いたことがありますから、それを求めてるということなのかな?と。

ボクは絞められて落ちたことがありませんし、死ぬ間際の女性とシたこともありませんから、本当のところはわかりませんし、特にわかりたいとも思いません。

また、失神したときは気持ちがいいのかも知れないけど、失神から覚めた後も興奮は持続するのかは疑問で、実は失神してなかったんじゃないか、してなかったら快楽を受け取ってないから、女性が三角絞めを極めた意味がないじゃないか、なんて考えてしまい、少しもエロい気持ちになりませんでした。

いろいろ考えてはエロい気持ちになれなくないですか?

ブルース・リーの映画じゃないけど「考えるな、感じろ」はエロいことにもしっくり来る名言だと思います。

まだ見ぬエロに対しては理屈である程度の筋道を確立しておいてから味わうことにより、確かにとエロに到達することがあるかも知れません。

しかし、理屈が通っていることが理解できないと、なぜこれがエロいことになっているのかばかりが頭の中をグルグル周りエロに集中できないのです。

吊橋効果というのがありますが、恐怖からくるドキドキを、恋をした時のドキドキを勘違いして実際に恋に落ちてしまうようなもので、格闘による興奮を性的興奮と勘違いしていたのかも知れません。

多分、この2人は究極の快楽を求めているんですよ、ということを表現しているシーンなのでしょうが、経験値が足らずで理解出来ませんでした。

好みの問題

風に濡れた女

最後まで見たところで、この映画のサイトを確認して、日活ロマンポルノの流れをくむものだと知りました。

振り返ってみると女性キャストはキレイな方ばかりではあるのですが、結局好みの女性が出てこないとテンションが上がらないことに気が付きました。

さらに性行為そのものがエロさを前面に押し出したものではなく、スポーツ的に見えたのもまたテンションが上がらなかった理由だとは思います。

理屈がわからない上に好みからハズレたことであまり楽しめなくなってしまいました。

日活ロマンポルノ

若い頃に日活ロマンポルノばかりを選んでレンタルする時期がありました。

たまたま最初に見た作品がバカバカしく笑えて、なおかつ女優さんが美人でエロい、作品だったので他のもこんな感じなのだろうかと興味を持ったのです。

ただ最初に観た作品を超えるものはありませんでした。

ただなんというタイトルだったか忘れてしまったし、後にそれをVHSで購入したのに、引っ越ししたときに何も考えず処分してしまいました。

女優さんが誰だったかわかりませんが、『牙狼』で倉橋ゴンザ役をやっておられる蛍雪次郎さんを初めて観たのがそのロマンポルノだったことは鮮明に覚えています。

※必死に記憶をたどって探したら、主演は赤坂麗という方でその作品は『宇能鴻一郎の桃さぐり』でした。

そういう経験があったので、日活ロマンポルノというのは明るくバカバカしくエロいものだと思っていたのですが、この作品には明るさはなく、バカバカしさだけはありました。

そもそも日活ロマンポルノに詳しいわけではないのですが、よく考えてみるとやっぱりこれは日活ロマンポルノだったなと思えた作品でした。

それではまた。

ありがとう!

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