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【読書感想文】 『調べる技術・書く技術』 野村進

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はこちらの本を読みました。

調べる技術・書く技術

実に面白い本でした。

こういう内容の本が好きなだけだと思うので、誰が読んで面白いとは言えませんが・・・。

ブログをやってますから、少しでも面白いものを提供したいという気持ちがありますので、こういうタイトルを見かけますと気になって買ってしまいます。

面白い文章を書きたい

いちばん知りたいのは各技術です。

ボクが文章を書くにあたって、不足していることは多々あると思います。

その中でも、圧倒的に文章を書く技術というのに足りなさを感じています。

ボクは子供の頃に全然本を読まなかったもので、文章が上手に書ける素地がまるっきりないんです。

文章もいっぱい読んで、それをマネして書いたりすることで、上手になるんじゃないかと考えています。

今から急にいっぱいは読めませんし、子供の時のようにスルスルと吸収できる柔軟な脳みそでございませんので、書く技術の足りなさを感じているのです。

面白い出来事を面白く文章にすることは比較的にカンタンなように思えます。

※技術があまりにも不足してると面白い出来事を面白みのないものにしてしまう可能性もあるでしょう。

ただ、そんなに面白い出来事はしょっちゅう起きないのですから、面白い文章をコンスタントに書き続けるのは困難です。

つまりは大して面白くない出来事でもないことを面白くできないと、たくさんの方に読んでもらうに値しないものばかりを作ってしまうことになります。

ボクはコンスタントに面白く在りたいのです。

だから、書く技術を得たいのです。

ノンフィクションライター

この本を読みさえすれば、ボクが欲しているものが見えてくるのではないか。

そう思って中身を一切見ずに買ったのですが、どうにもノンフィクションライターになるにはどうしたものかというようなことが書かれた本でして、面白い文章をかけるようになる技術というのとは、ほんのり違うような気がしました。

しかしながら、このブログも本を読んだり、映画を観たりしたときの感想は、フィクションではありませんから、ノンフィクションと言えなくもないのです。

それを書いている人なのですからライターとも言えなくもないのです。

言うなればブログを創作しないで書いてる人はみんなノンフィクションライターなわけで、さほど遠いもんでもないと読んでる途中から思い始めました。

そうすると、さっきまで退屈に思えた内容も面白くなってくるんですから、面白いもんですね。

要は気の持ちようです。

ということで、ノンフィクションライターの技術を学びます。

人の話を聞くということ

インタビューのやり方について書かれているところがあります。

インタビュー記事もまたノンフィクションでありますので、取り上げられています。

話を聞いてそれを文章にするということは、それを仕事にしてない限りほぼありません。

これもやっぱりあんまり関係ないかな〜と思いました。

でも、やっぱりよく考えてみますとザックリ言えば人の話をちゃんと聞くということで、面白く書くためだけではなく、日常のコミュニケーションの上でも重要なのです。

人と話をする時、ボクは断然喋るほうです。

話し手と聞き手というと完全に話し手です。

これまでの人生、聞き手にはほとんど回ったことがありません。

これはマズいと都度都度反省してはいるのですが、なかなか身につきません。

せっかく人と会話するチャンスを頂けたのなら、何か情報を得たいはずなのに、自分の喋りたいことをベラベラと喋ってしまいます。

そうなると、しっかり聞くというような技術もあったほうがいいわけです。

インタビューではインタビュアーがベラベラ喋っても、面白い記事になりようがないですから、しっかり聞き手に回わらないといけません。

ボクのように放っといてもベラベラ喋る人ばかりではなく、あんまりお喋りが不得意な人、あんまり喋りたくな〜と思っている人なんかいるわけですね。

それを気持ちよく喋っていただく、こちらが得たいと思っている情報を詳らかするというのは、技術が必要なわけです。

自分がいかに聞き下手かということが身にしみました。

そして、興味深い話を聞き出すことは、面白い文章を作りやすい状況ですので、関係大アリでした。

そして取材

取材についても書かれてあります。

日々、色んな所にアンテナを張って、自分しか気づいてないようなことが書けると最高なわけです。

となるといろんな視点というのが必要なわけで、その為にはいろんな物の考え方を知っておく必要があるのです。

そのためには出来るだけたくさんの本を読み、いろんな視点を作っておかなくてはいけないのです。

つまり、こうしてボクが読書感想文を書いているというのは、取材を続けているようなものなのです。

実際にこの著者さんが書かれたノンフィクションの記事が掲載されてまして、特に興味のない話だったりしたのですが、読み出しますとグイグイと引き込まれまして、話が少女の集団自殺の話だったのですが、これが面白かったです。

面白いってのは笑ったということではなく、何か2時間サスペンスでも観ているような、少しずつ真実迫っていく様が臨場感、緊張感たっぷりに描かれておりまして、さすがにこのような本を出す人は違うな〜と感心しました。

このクオリティを出すには、書き始めるまでの準備をしっかりやっておられているんだろうな、と簡単に想像つきます。

読書感想文を書くのとはどエラい違いです。

思いつきで書き始めているのにも問題があるのです。

もうちょっと書く前に準備しないといけないと反省させられました。

文章を書くすべての人が読んで良いのではないでしょうか。

それではまた。

ありがとう!

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