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【映画レビュー】『花芯』

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回観た映画はこちらでございます。

こちらの作品はU-NEXT、DMM TV

DMM TV

で観ることが出来ます。

花芯

少し前にドラマ『ROOKIES』をまとめて観まして、

原作マンガはしっかり読んでおりましたが、リアルタイムではほぼ観ておりませんでした。

泣かされると知っていながら観たのに大いに泣かされ、大変楽しめたのですが、一つだけ引っかかっていたことがありました。

それがヒロインの八木塔子役の村川絵梨さんであることです。

他のキャラクターはマンガ版に忠実なキャスティングなされているような気がしたのですが、この塔子だけが最後の最後までしっくり来ませんでした。

もっとあからさまにカワイイ女優さんなんていっぱいいるのに、どうして村川さんになってしまったのか。

素晴らしいドラマではあったのですが、この部分だけがボクはダメでした。

そんなタイミングで『花芯』を観たのです。

そもそもタイトルをなんと読んで良いのかすらわからない映画だったのですが、そこにはで〜んと『ROOKIES』で終始しっくり来なかった村川さんがいたのです。

おお、主役なのか。

カワイイというよりキレイだから、どんな話かは知らないけどこっちのほうがしっくりこっちのほうがしっくり来るかなと思いまして、全く予備知識無しで観ました。

無駄におっぱいを出している

村川さんががっつり濡れ場を演じておられました。

ついさっきまで、女子高生役をやっておられたので、こんな終始脱ぎ倒す映画に出る女優さんだと想像もしていなかったので、かなり驚きました。

村川さんが無駄におっぱいを出してます。

別に出さなくたっていいし、なんなら出さないほうがエロくなってもっと良かったんじゃないかとすら思いました。

そして、裸になるのは村川さんのみ。

村川さんの妹役の方(藤本泉さんとおっしゃる方)がずいぶんお美しく、終盤には村川さんの旦那といい仲になったので、今度は旦那と妹さんの濡れ場があるんじゃないかとワクワクしていたのですが、何もありませんでした。

ボクは観たことがないのですが、女性用のアダルトビデオというのがあるそうで、この映画を観た時、それを思い出しました。

おっさんがエロを期待して見ると、猛烈に物足らなさを感じます。

ずいぶん身勝手な奥さん

戦中戦後あたりを舞台にした物語で、その時の恋愛観や結婚観にはあんまり詳しくないのですが、つまり恋愛と結婚というのは全く別物と考えられていたのでしょうか。

それとも結婚後に相手を好きになるものと捉えられていたために、スタート時には好きであってもいいけども必ずしも好きである必要はないという感じに思えました。

旦那さんが村川さん演じる園子のために童貞を守ってきたと言っていたことに現れているように、結婚を機に恋をしよう、愛を育もうとしているのに、園子からはそんな気はサラサラないという気持ちが見えました。

結婚とは、跡取りを設けるための契約でしかないと始めから諦めているようでもありました。

そして、引っ越しした先であからさまな男前に出会って、恋をしたといい出すのです。

ずいぶん身勝手だな、としか思えず、旦那さんが終始気の毒でした。

旦那さんとの間に子供まで設けたのに、その子育てもなんやかんやでほとんどしないのです。

そして、近所にいる男前との恋にのめり込むのかと思ったら、そんなこともなく一体何がしたいのが、どうしたいのか、最後の最後までさっぱりわかりませんでした。

これが女心というものなんでしょうか。

女性がこの映画を観ると園子の気持ちがわかるんでしょうか。

ボクにはただスケベーな女性にしか見えず、「恋」という言葉を言い訳に使っただけに思えました。

瀬戸内寂聴

原作は瀬戸内寂聴(晴美)さんです。

この作品を発表した当時、えらく批判されたそうで、一時は作家生命が終わると思うところまで追い込まれたそうです。

この作品を書いたあとに尼さんになられたそうで、瀬戸内さんの人生を変える作品だったみたいです。

小説のすべてをこの映画が描ききっているとは思いませんでしたが、本質的な部分が同じなのだとしたら、読む必要はないように思いました。

それではまた。

ありがとう!

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