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【読書感想文】『嫌われる勇気』岸見一郎、古賀史健

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回読みました本はこちらでございます。

嫌われる勇気

44歳くらいだったかな?その頃にこの本を読んだときは、理解なんかするかボケッという感じでしたが、52歳を迎えるとずいぶんと積極的にこの考え方というか、生き方というか取り入れてこれからの人生を歩んでいきたいと思うようになりました。

本の中にも理解がヒジョ〜に難しいということが何度も出てきますが、わかったような気に何度もさせます。

わかったような気になる度に、本当にわかっているのかと自分に問いかけてみると、やっぱり実はわかってないんじゃないかということがわかるのです。

目標

この本で目標としているのが、まず行動面の目標が

①自立すること
②社会と調和して暮らせること

ということなんです。

「自立」ということの意味や「社会と調和する」ということの意味が、それぞれもうちょっと深いところというか、普段そこまで考えたことないな〜というところまで考えた上での「自立」であったり「社会と調和する」であったりします。

これがわかったような気もするし、ぜんぜんわかってないような気もする所以です。

そして、この行動の目標を支える心理面の目標が

①わたしには能力がある、という意識
②人々はわたしの仲間である、という意識

なのです。

そういう意識を持って行動するということです。

この目標を達成できるように生きていくと、ついつい幸せを感じる日々が訪れてしまうというわけです。

これまでの人生で考えてこなかったことばかりですので、今すぐサラッと実践というわけにはいかないにしても、きっとこういう考え方や行動ができると、かなりストレスが軽減されて、きっと今よりさらに幸せ度が増すのではないかとは思いました。

成長

この本は哲人と青年の会話で成り立っています。

青年が疑問をぶつけて哲人が答えるという形です。

以前読んだときは青年の疑問はいちいちボク自身の疑問とかぶっていたように思えていたのですが、今回は「何をアホなことをほざいとんねん、青年よ」と思いました。

少しぐらいの成長というのか、アドラーの教えというのが、わずかにでも身体に入っている実感を得ました。

本は一度読んだら終いっというわけではなく、折に触れて読み返すのも大事だな、と思った次第です。

読む人を選ぶ本

かなり売れた本なのですが、みんながみんながこれを読んで、素晴らしいとはならないと思います。

何をバカなことを言うとんねんと怒り出す人もいるでしょう。

ただ、アドラーの教えを実践できると世界に争いはなくなるんじゃないかとは思いました。

そう簡単なことではありませんし、理想ばかりを語った夢物語のような気もしますけども、そこを目指して生きることで、ずいぶんと気が楽になり、もっと穏やかな日々が訪れると思わせてくれました。

それではまた。

ありがとう!

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