元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はこちらの本を読みました。
偶然完全 勝新太郎伝
ボクは勝新太郎さんをほとんど知らずに読んでしまいました。
もちろん中村玉緒さんが奥さんで、座頭市をやっていた人、そしてかなり豪快な人であったというのは知っています。
でも、作品は座頭市以外は観たことがありませんし、座頭市も一本だけ。
しかも記憶にも残っていません。
どういう俳優さんだったのか残念ながら全然わかりません。
ただ物凄くカッコ良い人なんじゃなかろうかと漠然に思っていて、いつかそれを確認したいと思っていたところ、この本に出会いました。
後半から
前半、真ん中辺りまでは出てくる人、出てくる作品、知らないことだらけでしかも作品の説明とかあらすじとか、そんなの実際の作品を見ればいいんじゃないの?的なところが多く、そんなに面白がって読めるところがありませんでした。
しかし、後半、第11章辺りから俄然面白くなってきました。
作品説明が減り、勝新太郎さんそのものにスポットが当たります。
これまでにも、こういう男になりたいと憧れた人がいましたが、今年53にもなるボクにとっては「いずれこうなりたい」ではなく、もうそろそろ憧れたような男になっていなくてはマズい年齢になってしまいました。
正確な年齢はわかりませんけども、ここに出てくる勝さんはおそらくボクよりも年下でしょう。
ボクよりもずいぶんしっかりしておられている印象を受けました。
次世代につなぐ
勝さんは、自分より下の人に様々なことを伝えています。
ある程度の年齢に達したら、次世代のことを考えて、いろんなことを引き継いでいくものなのです。
果たして自分にそれができるのだろうか。
そして何を引き継げるのだろうか。
そういうことが出来なくては先に生まれて、先に生きてきた意味がないじゃないかと思わせました。
そしてこの本で知った勝さんの言葉であったり、生き様であったり、そういうものは次の世代に引き継いでいかねばならないものではないかとも思いました。
自分もちゃんとバトンを渡せるような男にならねばならんと身の引き締まる思いでした。
メチャクチャところばかりがクローズアップされますが、男としてカッコ良いところが満載です。
男なら誰もが憧れるんじゃないでしょうかね?
それではまた。
ありがとう!
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