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【読書感想文】 『人は「話し方」で9割変わる』 福田健

元気ですか〜?!

どうも、ろけねおです。

今回はこちらの本を読みました。

人は「話し方」で9割変わる

「9割変わる」

話し方を変えて、自分そのものが9割も変わってしまったならば、1割しかそもそも自分が残っていないのに、それを自分と呼んでいいのだろうか。

しかしながら、9割もゴロッと変わってしまうことなんて、人生ではあまり起きないとは思うけども、2割や3割ぐらいの変化なら、時々起きていて、これを成長と呼ぶのだとしたら、1割しかそもそもの自分が残ってないにしても、やっぱり自分なのだろう。

そんなことを思いながら読みました。

若い頃は困ってなかった

若い頃はコミュニケーションのことは大して考えてきませんでした。

人付き合いなんて普通にできると思っていましたし、子供の頃に人付き合いに苦労したことはありませんでした。

それが年齢を重ねるほどに、なぜか人付き合いが下手くそになって、今では友達はいません。

コミュニケーションで重要な要素に会話があります。

これが上手にできないから、友達があんまりいないんだろうと考えまして、この本を手に取るに至ったわけでございます。

話すよりも聞く

ここまでも喋り方や会話についての本を読んできましたけども、どうやらボクは人の話を聞くという点が、ヒジョ〜に劣っておるようです。

話し方は聞き方がちゃんと出来てないと、良い感じになりません。

相手が何を話したがっているのか、相手が何を聞きたがっているのか、そういうようなところまで考えながら喋らないと、テンポよく会話するという風にはならないのです。

つまり、会話に大切なのは「思いやり」ってことなんですね。

それは、とっても当たり前のことなのです。

でも、その当たり前のことが出来てなかったのです。

相手に気持ちよく喋ってもらえば、こっちも気持ち良くなります。

シナジー効果で互いに気持ちがいいとなると、あっという間に友達になれるというわけです。

喋ってて楽しい人があっちこっちにいれば、きっと毎日楽しいでしょう。

聞ける人になろう

人と話すことを煩わしいと思っていたこともありました。

それなのに、歳をとったということなんでしょうか、今はできるだけたくさんの人から話が聞きたいと思うようになりました。

いろんな考えや思いを知りたいという欲求が膨らんでいます。

この本を読んだくらいでは、52年の人生で積み上げてきた「自分だけが喋り倒す」というスタイルからの脱却は簡単には出来ないと思います。

でも、いつかちゃんと話が聞けるオッサンになりたいと思っております。

話し方は聞き方が変わることで変わる

ここまで、いかにして他人の話をちゃんと聞くかということばかりに気を取られていて、9割も今の自分でなくなってしまうという話し方について触れていないのは、ボクの場合は聞くほうを重視することで口数が減るからです。

口数が減るというのは、確かにボクの9割が変わってしまったといっても過言ではないでしょう。

話し方が変わると聞けば、同じ話であっても語り方で話の面白さが違ってくるというようなものを想像していたのですが、コミュニケーションにおいては「どう話すか」よりも「どう聞くか」のほうがはるかに重要であるということがわかりました。

9割は急には変わりませんが、2割ぐらいは変わったかも知れません。

2割成長したと思いたい。

それではまた。

ありがとう! 

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