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【映画レビュー】『丑三つの村』

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回観させていただきました映画はこちらでございます。

丑三つの村

観たいTVが特に無いけども、なんとなくチャンネルを変えているときに、おーおーそういえばそんな事件があったな〜と、どんな事件やったかな〜なんて思わせる『ザ!世界仰天ニュース』というテレビ番組にチャンネルを合わせてしまいます。

ザ!世界仰天ニュース

ボクは中居正広さんが嫌いなので、彼の出ている番組は観ないんですけども、この番組は再現VTRの間は中居さんが出てこないので、観ていられます。

で、こういうような番組で実際にあった凶悪事件を知ったりして、時には思い出したりして、それをテレビを観ながらWikipediaで詳細を調べたりするのが結構好きです。

VTRが終わって中居さんが喋りそうになったらチャンネルを変えてます。

そんな感じで凶悪事件の詳細を調べたりするのが結構好きでして、時には数珠つなぎに調べたりして、いろいろ世の中には怖いものがありますけども、人間が一番怖いな〜なんて思います。

『八つ墓村』のモデルになった事件

そんな感じで凶悪事件のことをいろいろWikipediaで読んでおりましたら、出会ったのが『津山三十人殺し』という事件ですね。

津山三十人殺し – Wikipedia

Wikipediaにも書いてありますが、この事件がベースになった物語があの有名な『八つ墓村』なんです。

実は、こういう怖そうな映画は不得意でして、未だ観たことがないのですが、この強烈な事件がベースになっているのなら、それはそれは残酷な映画なんだろうな〜と思います。

そして、それよりもさらにガッツリこの事件を映画にしたのがあったんです。

それが今回観た『丑三つの村』という作品でした。

恐怖を吹き飛ばす競艶

ホラー映画っぽいものを『八つ墓村』は感じて、とても手が出なかったんですが、実際にあった凶悪事件をほぼそのままやっているとなると、そんなに怖くないんです。

なぜ強さを感じないのかはカンタンな話です。

Blu-ray版を一番下のところにリンクを貼りましたので、どんな映像が放り込まれているのかが伺い知れると思うのですが、熟女の教艶というのが恐怖を薄めていたのです。

五月みどりさんと池波志乃さんが子供の頃から憧れの女性でした。

30人も人を殺めていくわけですから、間違いなく怖いんですけども、吹き飛ぶんです。

女性の力って凄いです。

で、実際観てみますと、いい仕事しておられました。

ありがとうございます。

コマンドー

当時、この映画もあまりにも残酷だったのでR-18になっていたということで『八つ墓村』よりどぎついんじゃないかと心配しておりましたが、どの辺りがR-18にする必要があったのかよくわかりませんでした。

※ちなみにDVD化するにあたってR-15指定になったそうです。やっぱり若干緩くなったんですかね?

話はザックリ言いますと兵隊になる検査で結核と診断されて、病気を怖がった女性は寄り付かなくなり、兵隊さんになれなかったことで、村の人から役立たず呼ばわりされてしまった主人公が復讐するという話です。

何しろ、村人全員に復讐するわけですからたっぷり武装するんですね。

その主人公の姿は、映画『コマンドー』の主人公シュワルツェネッガーが娘を助けるために武装していくのとそっくりなのです。

細身の古尾谷雅人さんとマッチョなアーノルド・シュワルツネッガーさんの対比が、そのまま日米の差のような感じですが、パッケージデザインもほぼ同じです。

もしかしたら、シュワルツネッガーさんは『丑三つの村』もしくは津山事件のことを知ってコマンドーに取り入れたのではないでしょうか。 

悪口は言わないようにしよう

何だかよくわからないところもあったりはしたものの(戦時中のことをよく知らなかったり、田舎の風習がよくわからなかったり)何とも悲しい話でした。

昔の田舎の村で、村八分に合うと、猛烈な絶望感があったと思わなくもないけど、いくらなんでも殺しすぎです。

実際の津山事件でも犯人は、自分に対して悪口を言わなかった人を殺さなかったそうです。

やっぱり人の悪口は言わないほうが良いという、実に当たり前のことをよくわからせてもらえる映画でした。 

それではまた。

ありがとう!

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