元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回観た映画はこちらでございます。
ちひろさん
ボクは全然知らなかったのですが、原作はマンガなのだそうです。
だから、原作と比べてどうのこうのはちょっとわかりません。
このような人になりたい
何をされたわけでもないのに、見た目から来る印象だけでその人を決めつけて、距離を置いてしまったり、避けたり、嫌ったりなんてことをしたことがあります。
そういう自分が出た時は、何でそんな態度をとってしまったんだろうと、そんな自分が嫌になり、反省します。
だがしかし、考えてこうしようああしようではなく、脊髄反射的なものですから、いくら反省しても、ついつい出てしまい、そのたびに落ち込んだりします。
この映画の主人公のちひろさんはあまりに美しい心の持ち主で、自分の醜悪さに気が付かされます。
誰に対しても同じ目線で分け隔てなく、偏見もなく付き合える。
こういう人間になると、世界はもっと広くて美しく見えるんだろな〜と思い、ちひろさんみたいになろうとして、今後も生きていこうという気持ちになりました。
ただし、いくらなんでも死体を勝手に埋めちゃまずいんじゃないかと。
動物が死んだんじゃないんだから。
そんなちひろさんなのに、なぜか孤独を求めてました。
普通に生きているだけで、どんどん仲間を増やしていく、まるでRPGの勇者のような人なのに、ちひろさんは一人になろうとするのです。
1人にならずに済む能力を持っているのに、わざわざ1人になろうとするというのがボクには理解しがたいものではありました。
ボクなんてなろうと思ってないのに、友達が離れていってしまうんですから、羨ましい限りです。
※当然、ボク自身に原因があるんですけどね。
しかしながら、すぐに1人ではなくなるからこそ1人になりたいと思うのかも知れないなんて考えました。
違う星から来た
この映画の中で、ちひろさんの話で印象的だったのが、風俗嬢時代のお客さんから聞いた話として出てきた、人は皆違う星から来た異星人である説です。
同じ人間の姿はしているものの、それは人間の形をした乗り物でも乗っているようなもので、
※そんな感じの異星人が『M.I.B.』に出てきてたのを思い出しました。
※ちなみにこちらは『M.I.B.』の中でボクが一番好きな『3』です。
違い星の者同士なので、わかり合えるはずがないと考えるほうがいい、というような説です。
これぞ、最近よく聞く「多様性」のことでしょう。
「多様性」を謳いながら「多様性」の考え方を許容しない者を理解しないことで、その人もまた「多様性」を許容してないことが露呈してしまう人がいますが、それだけ「多様性」というのはカンタンに飲み込めない考え方なんでしょう。
そこでそんな人には「多様性」という言葉よりも、違う星から来た人だと思うほうが飲み込みやすいかな、と思いました。
気になる方はぜひ映画をご覧ください。
何気ないところで、何度も泣かされた
単にボクが涙もろいだけなのだとは思いますが、泣かしに来てるわけでもないシーンでも何度も泣かされてしまいました。
この映画に出てくる人たちは、皆それぞれしんどいことを抱えているのです。
それでも明るく日々を暮らしている感じに泣かされたのかな〜と思います。
そして、自分がかなり恵まれていたことを思い知り、嬉しくて泣けたのかなとも思います。
泣くとストレス解消になるんでしょうね。
鑑賞後はなんか清々しい気持ちになりました。
そもそも有村架純さんが元風俗嬢役をやるということで、スケベな気持ちで観た始めたのですが、そんなスケベな気持ちは洗い流されました。
それではまた。
ありがとう!