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【読書感想文】『すべてはモテるためである』二村ヒトシ

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回はこちらの本を読みました。

すべてはモテるためである

これをお読みになっている方には、さんざんモテてモテてどうしようもなかったという体験をお持ちの方もおられるでしょう。

でも、ボクは残念ながらモテたと思えたことはありません。

若い頃にメル友がおりまして、どうやってメル友になったのかは忘れましたが、お互い顔を知らぬまま、メールで会話が弾み、いい感じになってきたところでついにご対面となりました。

ボクはかかり気味で待ち合わせの場所に待ち合わせの時間より少々早めに行って、メル友を待ってました。

ところが、彼女は待てど暮らせど来ないんですね。

彼女は待ち合わせ場所にいるボクを遠くからを確認して、ダメだコリャとなって引き換えしたのでした。

思っていたよりもボクが遥かにブスだったので、これでメル友関係もご破算でお願いします、とのことでした。

このようにメールでボクの人となりを知ってもらって会おうという所まで来ても、その容姿のせいで粉々にされるということが、チョイチョイありました。

いい人と言われがちで、それ以上に行かず知り合いで終わるのです。

だからこそ、モテたいと齢50を過ぎても思ってしまうのでした。

これは自己啓発本

これはまさに自己啓発本でした。

成功するのと女性にモテるのは、ほぼほぼ同じ行程を経て得るもののようです。

まず、どういう自分になりたいのかをハッキリさせるところからスタートします。

自己啓発本の定番ですね。

そりゃそうです。

目的地も決まってないのに旅には出られませんから。

※アテのない旅というのも存在しますが、とりあえずここではそれは横っちょに置いて置いてください。

「モテたい」と一口に言ってもモテてる状況というのは人それぞれ違っていたりします。

すれ違う人からいちいち好意を持たれることなのか、自分の生活圏内に存在する知り合いの女性全てから言い寄られることなのか、自分が好きな女性に確実に惚れられることなのか。

それは成功したいと思っても、自分にとっての成功とは何なのかハッキリしてなかったら、努力のしようがないじゃないかと同じなのです。

目標をしっかり決める。

何事おいてもそれが大事というか当たり前にしておかなきゃ始まらないわけです。

現在地を知る

そして次は自分の現在地を知るというところです。

これもまた自己啓発本ではよく出てくることなんですが、自分がどこにいるのかわからなかったら目的地までの道順を調べることすら出来ないわけです。

目的地までどれほどの時間がかかってどれほどの距離があるのかサッパリわからないと、ただただ不安になります。

この本では、モテない人はキモチ悪い人であると定義されています。

こんな本を手にするくらいだから、現時点ではモテないという自覚があるわけです。

つまりボクはキモチ悪いわけです。

そしてモテるにはキモチ悪さを解消していくことになるのですが、その前に自分がどうキモチ悪いのかを知る必要があるのです。

モテるの人のマネをキモチ悪いままやってもそれはキモチ悪さの解消にはならないのです。

これぞ、自分の現在地を知るというになるのです。

そして行動あるのみ

目的地がハッキリし、現在地もハッキリしたら、あとは動き出すだけ。

勇気も持って行動あるのみなんですね。

そこで自己啓発本と違うのは修行の場がキャバクラだったり風俗だったりするというところです。

とにかく女性と接触する機会を増やします。

そしてどのような能力を養う必要があるのか、自分の弱点をどのように補ったりするのかを明確にして出かけます。

そうしてトライ・アンド・エラーを繰り返し、自分のキモチ悪さを薄めていくのです。

詳しいことは読んでいただくとして、優秀なオスにメスは群がるということでモテる人は成功もするし、成功する人はモテるのです。

「成功」と「性交」は読みが同じだけでなく、それを為す過程も同じであるということを思い知らせるのでした。

さっそく今夜は風俗だ!と思わせなくもないですが、いい本です。

ぜひお読みください。

それではまた。

ありがとう!

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