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【読書感想文】『巨乳の誕生』安田理央

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回取り上げる本はこちらでございます。

巨乳の誕生

若い頃からずっと巨乳好きを自覚しているボクとしてはスルーできないタイトルでした。

気がついたときのは、大きめのおっぱいが好きだったものでその時にはすでに「巨乳」という言葉があったような気がします。

それ以前は同じものを「ボイン」だったのかな〜と考えていたのですが、概ね間違ってませんでした。

そういう記憶はいつまでも頭にこびりついているものなんです。

地団駄を踏む

詳しい中身に関しては、実際にこの本を読んでいただくほうが良いと思います。

この中で気になったのが、かつて実在したというビデオ屋さんの存在です。

そのビデオ屋さんとは「巨乳」と「特撮」と「プロレス」を専門としていたお店だったというのです。

いずれもボクの大好物です。

実在したのは、ボクが子供の頃ですから、ウチの近所に類似店があったとしても、巨乳部分が障壁になって入ることまでが精一杯、購入もしくはレンタルは不可能だったのです。

このところ昭和の映画やドラマを観られる機会が多くて、それを観た人の中でも生まれる前の出来事の人は、とても事実とは思えなかったりすることもあるでしょう。

でも、ボクにとっては子供の頃に憧れた世界だったのです。

様々な憧れの対象が、自分が実際に大人になったときには消えていたのです。

そしてまた、この本により夢のようなお店が存在したことを知ってしまい、どうしてもう少し早く生まれなかったのだろうと、地団駄を踏むことになったのでした。

江戸時代に行きたい

この本はタイトルから想像された方もおられるでしょうけども、ざっくりといえば歴史について語られた本です。

そこで江戸時代での「巨乳」事情にも触れられておりました。

なんと江戸時代においては「巨乳」どころから「おっぱい」に価値がなかった、というのです。

江戸時代が終わって、西洋文化が入ってきてから日本人男性はおっぱいに興味が湧いたそうです。

巨乳が好きというほうがトレンディだったから、それが進んでいつの間に普通のことになったんでしょうね。

でも、誰が行ったかは知りませんが、猿はメス猿のお尻に性的興奮を覚えるので、メス猿のお尻は赤くなっていると。

猿から人間に進化すると、人は立ち上がるわけです。

すると、今まで容易に見ることが出来たお尻が見えなくなってしまったことで、進化の過程でお尻の役割を胸にコンバートした、と。

だから、女性の胸は男性と違って胸がお尻のように丸みを帯びているのだ、と。

猿から人間に進化して、それから江戸時代が終了するまで、なにゆえ日本人だけおっぱいに欲情しなかったのか。

どういう理由で、おっぱいの価値を無視し続けることをやってきたのか。

その部分がわからないままなのがちょっと残念でした。

江戸時代でおっぱいに価値がなかったことを表すエピソードして、冬場、江戸の民家は隙間風で寒いから、服を着たままいたすのが普通であったというのです。

日本男児は、江戸時代まで猿と同じだったのです。

また、お風呂屋さんでは基本混浴だったそうです。

お風呂屋さんが暗かったということもあるんでしょうけども、おっぱいが見えていたとしても誰も行為に及ぼうとしたかったから、普通に混浴だったわけですね。

とはいえ、江戸時代にだって巨乳の人はいたはずです。

そこに性的興奮を覚えないというのなら、巨乳であることを理由にモテなかったはずです。

だとしたら、ボクが江戸時代に行けば、みんなが興味ない女性のほとんどがボクの興味の対象ですから、しかも競争が少ないので、今よりは幾分おいしい思いができるんじゃないかと思えてきました。

タイムマシーンってまだ発明されてないんでしたっけ?

かつての巨乳はDカップ

下世話なハナシは続きます。

近頃の巨乳と申しますと、どうでしょう異論もなるでしょうが、Gカップ、Hカップとなるんじゃないでしょうか。

巨乳というのは相対バランスなので、カップがEやらFやらでもウエストがキュッとしていたら、どえらい大きさに見えるので、判断は人それぞれということになります。

冒頭で少し触れましたが、ボクがアダルトビデオを隠れながらも観られる環境が整いつつあった80年代後半頃には「巨乳」という言葉が使われるようになった記憶がありますが、その時の巨乳さんは皆一様に「Dカップ」と呼ばれていたはずです。

そして、この本にもやはり「Dカップ」=「巨乳」であったとありました。

まるで、ブラジャーのカップの大きさを示すアルファベットはDが最大値であるかのようでした。

1、2、3、いっぱいみたいな雑な感じでした。

実際のその頃のブラジャーがそんな感じだったかはわかりませんが、少なとも男子はDが最大と思っていた人が多かったと思います。

そんな中で松坂季実子さんが登場して、ボクらは本物の巨乳の存在を知るのです。

外国の方にはこのレベルの胸を持っている人がいたような気がしますが、日本人ではいないと勝手に思い込んでましたから、松坂さんの出現は大げさでなくものすごいインパクトでした。

多分この頃に同じ衝撃をつけた同世代の人は、この松坂さんが巨乳さんのロールモデルになっていて、この顔つきに似た人を勝手に巨乳なのではないかと期待してしまうところがあるんじゃないかと思ってます。

ということで、これのどこが本の感想なの?とお叱りを受けてしまうかも知れませんが、この本を読むことで改めて巨乳に翻弄された人生だったのだな〜と振り返ることが出来たということを書きました。

お許しください。

それではまた。

ありがとう!

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